あっという間の【3学期】_クラス最後のよき思い出を作ろう!

学校生活
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日のテーマはあっという間に終わる3学期の話題。
1月は「行く」
2月は「逃げる」
3月は「去る」

といわれるように、3学期は一瞬に過ぎ去り、気がついたら新学年になっているのが常です。

人は年齢を重ねるほど「時間の経過を早く感じる」という内容は、過去記事にも書きましたが、これを本当に実感するのが3学期です。

しかし年齢を追うごとに時間の経過を早く感じるのは、過去記事にも書いたジャネーの法則で説くように、「1年は18歳の1/18であり、15歳では1/15となるから感じ方が違う」ということだと頭では理解できても、3学期が早く過ぎ去るのは、これだけでは説明できません。

わたし的には、
「長かった2学期の後だから」
「3か月あるようで実際の登校は2か月くらい」
「入試や卒業式等で休日が増えるから」

くらいしか思いつきません。

ですが3学期は、学年総仕上げの時期であり、
現クラスのメンバーで学び合う最後の時間でもあるんですね。
特に気心の知れた仲間たちとクラス替えで離れてしまうのは悲しいですよね。

だから残された時間で、より有意義に過ごすためにできることを、今日はお伝えしようと思います。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。

なお本記事は、2023年2月10日公開のリライト版になります。

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3学期は次年度0学期??

近年、3学期になると必ず「3学期は次年度0学期」と口うるさく煽る先生がいます。
自称進学校には多いそうですね。

つい先日のネットニュースにもこの話題が出ておりました。

進学校に「3年0学期」導入広がる - Yahoo!ニュース
多くの高校では学期制が採用されており、4月から夏休みまでを1学期、冬休みまでを2学期、年度替わりの3月までを3学期としている。1年を前後期にわけるセメスター制(2学期制)を採用している学校もあるのだ

特に2年生には早くから受験の意識づけを狙ってこう言うんですが、
個人的にこの言い方はあまり好きではありませんでした。

3年0学期だからと突っつかれて受験に焦るより、
2年3学期を上手に過ごしてほしいと思っていたからです。

さらにこんなことは”言われてやる”ものではなく、
自分で意識して始めないと効果はない、とも思うからです。

現高1生も4月から先輩になりますから、部活ではこれをよく言いますよね(^^;
しかし先輩になる意識なんて春休みからで十分だと思います。
それよりも1年生としてしっかり先輩から学ぶのが、この時期には大切だと思います。

いずれにしても、あっという間に終わる3学期をどう過ごすのか?は、
今後を考えても重要です。
また3学期の高校生は、1学期からずいぶん成長しています。
成長した今だからこそ、自分で考えて最適な過ごし方を見つけましょう。
高校生にもなって、周りから言われたことだけやっていてはいけません。

クラスを発展的解消するには

なぜクラス替えをするの?

この時期は現クラスを解体し、新クラスに移行する不安が大きい時期です。
クラス替えの方法は過去記事にも書きましたので参考にしてください。

今がいいクラスであればあるほど「クラス替えなんかせずにこのままで来年も行きたいよ~」と思う気持ちはよくわかりますが、
現実はもう次のクラス編成は始まっています。
せっかく1年かけていい集団が出来上がったのに、
これを解体するのはある意味もったいない話です。

ていうか、そもそも膨大な労力をかけてなぜクラス替えをするのでしょうか?

これは「選択科目」や「人間関係」などを整理して現クラスを発展的解消し、次年度をさらにいい集団とする目的でクラスを組み替えるのです。

また文理などの類型や選択科目によってクラスを編成するのは、授業の組み立てと、同じ目標を持つメンバーを固めることで、より切磋琢磨する環境を提供するためです。

現クラスでいい思い出を残そう

クラス文集

だから3学期は「クラス文集」を作ったり、クラスで打ち上げを計画することもありますね。
私もたくさんのクラス文集を持っています。

クラス文集は凝り出すと止まらなくなりますが(^^;笑)
クラス最後の思い出に形として残るものです。
担任とも話し合って、誰かが一肌脱いで編集長になりましょう。

内容は有志の編集委員で話し合って決めます。
個人のページやアンケート記事、ランキングなどは盛り上がります。
担任を含めたクラス全員が、一人一人にメッセージを書いたりすると意外な発見があって楽しいですよ。

また学級日誌を元に、1年間の出来事や思い出を綴ってもいい。

原稿を集め、編集~印刷~製本と、時間と労力はかかりますが、終業式で全員に配って、いい思い出を共有できるといいですね。

ま、文集づくりは結構大変なので、何人かの有志が集まらないとできません。
途中、考査や入試もあるので、
できれば2月から準備ができるといいと思います。

打ち上げ

文集ほど大変ではありませんが、終業式前後に希望者を募って「打ち上げ」するのも楽しい思い出になります。

もちろんただ集まって飲み食いするだけではおもしろくありませんから、
幹事は何か盛り上がるイベントを準備するといいですよ。

例えば、「今だから言えるクラスの○○」など企画し、一人ずつ暴露していくと盛り上がりますね。
もちろん個人攻撃はナシでね。

それから深夜徘徊にならない時間に終わることや、
酒タバコが入らないこと、
必要以上の高額にならないこと…等にも留意しましょう。

クラス動画作成

スマホで撮りためた1年の出来事やインタビューなどを編集し、
1本の動画として全員で共有するのもいい思い出作りになると思います。

特に体育祭や文化祭、修学旅行など行事関連の動画が入ると、より感慨深いものになるかな?
クラスの何人かに「得意」を披露してもらうのもいいし、
授業に入ってくれた先生や担任からの一言を入れてもいいですね。

当然ですが、
動画の取り扱いはマナーを守り、勝手にSNS等にアップしないよう、関係者全員の約束は必要です。

何年後かの同窓会で見返すと、きっと盛り上がるはずです。

次年度はさらに良いクラスづくりを目指す

まもなくみなさんは1学年進級し、新クラスに配属されます。
後ろ髪を引かれる思いで4月からの新生活を迎えますが、
現クラスをよい思い出として残すには、
新クラスは今年以上に良いクラスとなるよう努めることです。

1年より2年、2年より3年の方が、授業は難しくなるし、先輩としての責任感も負います。
そして高校生活は後半になればなるほど「進路」という大きな壁が迫ってきて、手を抜くことができなくなります。

引き込み現象

そんな環境で、たった一人孤軍奮闘で目標達成のために努力を続けられる人は多くないでしょう。

そんな人の弱みを上手く補う方法があります。
これを専門的には「引き込み現象」というのですが、
これは知らず知らずのうちに周りのリズムに合わせてしまう現象のこと。

例えば一人では正しい音程で歌えなくても、
合唱になると周りに合わせて歌えるようになる現象をいいます。
また蛍が同じ周期で発光するのも引き込み現象だといわれます。

「引き込み現象」による効果的学習法|ベネッセ教育情報サイト
【ベネッセ|学習】リズムを合わせることが効果を高める。

自分一人ではサボってしまう人も、周りが目の色を変えて受験勉強に取り組めば、自然と自分にも火がついて頑張れちゃうんですねー

そして誰かが躓いた時も、周囲が同じ立場だからこそ当人の気持ちに共感し、互いに支え合うことができます。

人間関係が最も濃密になるのは、

互いの苦労や努力を共有し、支え合う関係ができた時です

大人になってからも、部活や高3クラスのメンバーでの同窓会が多いのは、こんな荒海を互いに支え合い乗り切った経験があるからでしょう。

次年度もクラスメンバーが同じリズム(周期)で過ごせ、互いにいい影響を与え合うような関係ができるといいですね。

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まとめ

2月は28~29日間しかありません。
節分やバレンタインだと言ってたら、あっという間に学年末考査やら卒業式~入試と、行事が続きます。

また学年末考査後は自宅学習期間となる地域もありますから、そんなところは余計に3学期が早く過ぎ去る感覚でしょう。

とにかく高校生は「忙しい年代」です。
勉強や部活はもちろん、友だち付き合いや趣味、推し、人によってはバイトや習い事など、やるべきこと満載で、あっという間に時間は過ぎてしまいます。

しかしこれだけのことが同時にできる気力と体力は、若さの特権です。
さらに「若い」というだけで、周りはたくさん支えてくれます。
ウソのようですが本当です。

これからの人生、時間はますます早く過ぎ去りますが、残された3学期の毎日を充実したものとなるようお祈りしております。

それでは今回はこの辺で。
以下、関連記事も併せてご覧いただけるとうれしいです。

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