いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は【自信】をつける方法をテーマにします。
多くの高校生は、まだ未熟な部分があるし、
将来への不安も大きい時期なので、
自信満々で生きている人は少ないんですね。
…とはいえ、いつも不安に怯え、
オドオドばかりでもいけません。
本ブログではこれまで何度も
自己効力感(自分自身が目標を達成する能力を持っているという信念)
と
自己肯定感(ありのままの自分を肯定する)
について語ってきましたが、
今回は、
どうすればこの2つを高めることができるか?
に焦点を当てます。
さらに、
よく似た意味で使われる
「過信」
と
「慢心」
との違いにも触れます。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
「自信」「過信」「慢心」の違い
辞書によると、
自信=自分自身を信じる心のこと
過信=自信があり過ぎること
慢心=いい気になって驕りたかぶること
とあります。
この意味からわかるのは、
自分を信じることは大切でも、
それが強すぎるのはよくない
ことがわかりますね。
過信
私は過去に、
クラス合唱の伴奏者を決める際、
「わたしできます!」
と立候補してくれた生徒が、
実は全く弾けなかった
という経験があるんですね(-_-;)
弾けない!
と分かった時に、
「なぜできるって言ったの?」
と聞くと、
「過去に褒められたことがあったから」
と言うんですね。
ま、誰かのお世辞?を真に受けて、
立候補するなんて、、、💦
今でいうASD傾向の生徒でしたが、
「こう来るんかーい」
と私自身も驚きの経験でした。
ここから先は思い出したくもないので割愛しますが、
これは典型的な”過信”の例です。
慢心
これは、
自信を持ちすぎて驕り高ぶること。
完全な「上から目線」で、
偉そうに振る舞う場面にみなさんも遭遇したことはあるでしょう。
学校なんかでいえば、
「こんな問題もわからないの?」
って生徒を下に見る先生。
パソコンの使い方を聞いたら、
「こんなの簡単だ」
と言いながら教えてくれる先生。
「う~ん、その一言はいらんやろー」
「わからん人の立場で教えてくれよな」
って一言返したくなりますが、
そこはグッと我慢我慢(^^;
自信をつける方法

挑戦する勇気を持つ
自信は誰かがつけてくれるものではなく、
最終的には自分でつかみ取るしか方法はありません。
高校生は勉強や部活がきっかけになることも多く、
いつまでも「できない」「難しい」ばかりでは何も変わらない。
とにかく失敗を恐れず、
果敢に挑戦する気持ちを持ち続けましょう!
「挑戦」は現状を脱却する勇気から生まれます。
例えば、
・塾や予備校に行ったり、
Z会やスタサプを始めてみる


・部活を変えてみる
・好きな人に声をかけてみる
・バイトしてみる
…など挑戦できることはいくらでもあるはずです。
良き友人・先輩・指導者に恵まれる
挑戦はあなた自身の「勇気」が必要ですが、
さらに人の力も借りられると、より効果的ですね。
よき友人や先輩、指導者に恵まれ、
モチベーションアップになれば、
効果倍増です。
人は自身の挑戦を誰かに「評価」してもらうことがきっかけで、
自信がつき、より前に進みやすくなるもの。
あるいは「評価」が欲しくてがんばれるもの。
さらにスランプに陥った際も、
気持ち的に支えてくれる人がいるだけで、
立ち直りも早くなるものです。
成功体験と失敗体験から学ぶ
あなたの挑戦は、上手くいく時も、いかない時もあります。
率でいえば、上手くいかない時が圧倒的に多いんだけど、
どっちに転んでも、その結果には必ず「原因」があります。
成功体験も失敗体験も一喜一憂だけで終わらせず、
その都度、
「何が良かった(悪かった)?」
「その体験から何を学べたか?」
を振り返る習慣をつけ、
できれば日記をつけて記録することをお勧めします。
そんな心がけや習慣で、
あなたの自信はより確固たるものになるはずです。
自信が、過信や慢心にならないために
自信を持つことは大切、
でもそれが行き過ぎて天狗になってはいけません。

常に謙虚さを失わない
どんなに自信があっても、
常に謙虚さを失わない姿勢を忘れないようにしましょう。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
という諺があります。

これは、
学問や徳行が深まり人として成長するほど、
他人に対して謙虚になる素晴らしい人間性を称えた諺です。
いくら実力があっても、
他人を見下したり、天狗になってはいけない
と戒める諺でもあるんですね。
相手の気持ちを考える
過信や慢心は、
視点が自分中心になった時に起こりやすい心理です。
自分ができるから、といって誰もができるわけじゃないし、
自分だって過去にはできなかったことです。
「そんなこともできないの?」
ってバカにせず、
自分だってできなかった過去があることや、
できた時の喜びを一緒に喜べる「相手目線」を心掛けてください。
そんな利他心を持つことで、
周囲から尊敬信頼される人になれますよ。
上には上がいる、のが現実
またどんなに自信がついても、
必ず「上には上がいる」んですね。
どんな世界にも自分を上回るスゴイ人が必ずいるものです。
だから今の実力で天狗になってたら、
いずれ痛い目に遭うことでしょう。
そして本当にトップに立つ実力者ほど、
実は謙虚で腰が低いもの。
さらに自分に足りない部分を知っていて、
向上心を忘れないため、常に謙虚なのです。
自信を持つことは大切でも、
これが過ぎるとダメだ
という理由を知り、
常に自分磨きを怠らない人=勉強を欠かさない人
を目指したいものです。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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