【温故知新】江戸時代と大きく変化してもなお変わらない「欲」と「伝統」

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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回は
「人の幸せって何だ?」
「なぜ過去を学ぶのか?」

をテーマに、現状分析や私の思いなどを書き記します。

本ブログでは、これまで何度も
「当たり前は当たり前じゃない」
ことや、
「周りの支えに感謝する」
ことを書いてきました。

みなさんも小中学校の授業で、
昔の人の生活を学ぶ機会があったはずですが、
本記事もまず江戸時代庶民の生活を振り返ります。

それを「ふ~ん」「すげー」と感心だけで終わらせず、
同じ人間がここまで違った生活をしていたことから、
自分たちが本当に恵まれた時代に生きていることを実感し、
それでもまだ欲しいものが尽きない人の「欲」について考える機会になれば、
と思う次第です。

また”今は昔”の伝統や生活遺産が、今も廃されずに受け継がれていることに、
現代の我々にも活きる「温故知新」の精神を考察します。

最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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江戸時代と現代の違い

生活

江戸時代は和食の時代。
米・野菜・魚が中心ですが、
米も白米でなく、主に玄米を食していたそうです。

この時代、電気やガスのない時代ですから、
夜になると何もできないので、
食事も朝食+昼夜兼用の1日2食が基本だったようです。

さらに冷蔵庫なんて便利なものはありませんから、
食材は日持ちするものが基本で、
そのため発酵食品が今よりも多かったそうです。

今は電気・ガスが普通にあるし、輸送技術も格段に発達したので、
中華でも洋食でも何でも食べられる時代。

江戸時代の人が、カレーやハンバーグを食べたら、どんなリアクションをするのか?
見てみたいものですね。

生活スタイル

江戸時代の初期はまだ行燈あんどんがなく、
日が暮れると月明りしかない暗黒の世界だったそうです。

もちろん電気ガスはなく、
夜は寝るしかない、
という生活スタイルだったため、
食事は1日2食でした。

しかし行燈が使われ始めてからは、夜も行動できるようになり、
1日3食が定着していったそうです。

さらに夏は団扇や打ち水で涼をとり、
冬は火鉢で暖を取る生活だったため、
火事の危険性が高く、
そのため必要最小限の家具しか置かなかった、
ともいわれます。

移動

車や電車のない江戸時代は、
徒歩に加え、馬や籠が主な移動手段でした。

今では東京~大阪間は飛行機で1時間、新幹線でも2時間半で移動できる時代。

しかし昔はこれを何日もかけ、山を越え川を渡り、悪天候にも負けず移動していたことを思えば、
今がどれだけ便利になったかがわかります。

その上リニアまで作って、更なるスピードアップを目指す移動手段の高速化はどこまで進化するんでしょうか?

もしかすると、
100年先にはリニアすら「遅い乗り物」になっているかもしれませんね。

ファッション

時代劇を見れば、
江戸時代の髪型やファッションは今と全く違うこと、はご存じのはず。

東京の下町や京都では、和装の貸衣装屋が大繁盛していますが、
昔はそれが普段着だったんですね。

髪型もちょんまげや日本髪という手の込んだもので、
細かく流行もあったそうです。

髪型の流行は今もありますね。
ツーブロックや熊手の前髪は今の流行ですが、
これもいずれは過去のものとなり、
また新しい流行が生まれるんでしょうね。

娯楽

江戸時代の子どもは、けん玉・おはじき・凧揚げ・独楽こま…など、体や頭を使う遊びが中心で、
その中で創造力を発揮し、様々な工夫をするスタイルでした。

今はスマホやテレビゲームが中心となり、
そのスタイルは大きく変わりました。

さらに江戸時代は、歌舞伎や浮世絵、落語など、
様々な大衆芸能も発展した時代でしたが、
現代に比べると選択肢は少なく、
限られた娯楽を深く探求するスタイルだったといえます。

便利な時代に生きる私たちが考えなければならないこと

文化の発達とは

このように考えると
文化の発達とは、

選択肢を増やす営み

であることに気付きますね。

かわら版の時代から
新聞・ラジオ~テレビ~インターネットが普及し、

伝言板の時代から
電話やファックスが普及し、
今はメールやLINEに。

さらに飛脚の時代から
郵便や宅配便になったことで、

外に出なくても、
他人と関わらなくても、
インターネットさえあれば
生活に不自由しなくなった現代社会。

その
「メリット」と
「デメリット」を

私たちは一度考えてみる必要がある、と思うんですね。

社会が発展してもなお過去の文化を廃しない理由を考える

しかしこれだけ文明が発達した現代でも、
江戸時代の文化の多くは廃されていませんが、
そう考えると、そこから新たな「気付き」が生まれます。

例えば活字全盛の現代でも、
手書きはもちろん、毛筆まで廃していない現状をどう理解すればよいか?
現に高校には今も「書道」の授業があり、墨と筆で字を書いています。

それ以外にも、古文や漢文、歴史の授業を受けるのは、
何故だと思いますか?

それは、いつの時代でも人は、

文化の継承者

だからなんですね。

過去から学び、それを継承し、
未来をより発展させるために、
日々学び、働き、連綿と未来に向け紡いでいく。

これが人に与えられた使命なのかもしれません。

そして本当に価値あるものだけが残り、
不要なものは淘汰されるのが世の常なんですね。

江戸時代から今も伝わるものには、
どんな価値があり、なぜ継承されてきたのか?
それは、

温故知新
ふるきをたずねて新しきを知る

という語が示すように、

過去を知り、
未来を創造すること

(過去を知らなければ、未来を創造できない)

です。

みなさんは価値ある未来を創造する人たちであり、
そのために今毎日の勉強をしている、といえるのです。

「伝統」と呼ばれるものが、
今も廃されずに継承される価値は何だろうか?
みなさんなりの答えを持ってほしいと思う次第です。

それでも人の欲望は尽きないもの

もうひとつ大切なこと。
それは、

これほど便利な世の中になっても、人の欲は尽きない

ということ。

人は1億や10億の財産を持っても
「まだ欲しい」
と思う動物だそう。

どこまでも貪欲な生き物なんですね。

しかしこの飽くなき欲求や探求心が今の時代を作った原動力であり、
この点が他の生き物との決定的な違いでもあります。

私は過去に、
「足るを知る」という記事を書き、
現状に満足し感謝することの大切さを説きましたが、
一方で「ハングリー精神」を持って前進することも必要だ、とも書きました。

一見正反対の主張にも見えるこの両者に共通するのは、

過去を尊重し、
現状への感謝と、
将来への意欲を忘れない
「温故知新」の精神です

ぜひ素晴らしい未来のために、日々の学びを大切に過ごしてほしいと願うばかりです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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