いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は【個性】と【自己実現】について語ります。
さて、いまは「多様性」が尊重される時代ですが、
これは多様な個性・適性・可能性を活かした自己実現を目指そう、
という考え方です。
しかし、
個性=他人と違うところ
と曲解され、加えて
どんな個性でも尊重されるべき
という誤った認識があるのも事実です。
また、
自己実現=自分のやりたいことだけをする
という考え方にも警鐘を鳴らしたい思いです。
今回は、
- いい個性とは?
- 個性を発見・構築する方法
- 人生とは自分なりの「積み木」を組み立てるようなもの
の、3本柱で記事を展開し、
個性の捉え方と
自己実現へのプロセスを一緒に考えましょう!
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
個性とは_(味とクセは違うもの)
個性とは、
個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー。
コトバンクより引用
とあります。
しかし「個性尊重」の現代でも、
その全てを尊重することはできません。
なぜなら個性にも
「良し悪し」
があるからです。
そしてこの良し悪しを
「味」
「クセ」
という語で区別して、
以下に説明します。
よい個性=「味」
よい個性は「味」という語で言い表せますね。
「味のある歌い方」
といえば、歌が上手いということです。
これは尊重されるべき個性です。
わるい個性=「クセ」
逆に「クセ」というと、
いい意味では使われません。
「クセのある字」
といえば、字が下手で読みにくいということです。
これは改善の必要があります。
「クセ」を「味」にするには?
一言でいうと、
味=磨かれた個性
だと言え、
つまり、自分磨きをした上で現れる個性が「味」だといえます。
味のある歌い方をする人は、
人知れずどこかで歌い方を磨いた経験があるからこそ、
聞かせる歌を歌えるんだと思いますし、
クセのある字を書く人は、
字を習ったり、気を付けて書くという経験に乏しいんだと思います。
個性を発見・構築する方法

個性の発見
ではあなた自身の「個性」って、
どうやって発見するものでしょうか?
私は「個性」について、
消そうと思っても消せないもの
だと思っていて、
例えば、何気なく書いた短い点や線の集合体である文字ですら、
パッと見で誰の筆跡かがすぐにわかっちゃうからです。
自分の字が周囲の目にどう映っているか?
は本人にはわかりにくいんですが、
周りは何らかの特徴を感じ取って筆者を特定してるんですね。
「○○さんの字って大きくて筆圧強いよね」
とか言われると、
「へぇ~」
って思ったりしますが、
個性って、
①他人から指摘されて気付く
ことが多いんですね。
さらに、
②自分が他人とは違うなぁ
と感じることもよくあります。
周りはカラオケ大好きだけど、
自分は静かに読書がいい
って思うことも個性(適性)の発見です。
個性を磨く
「味」と「クセ」にも書きましたが、
磨かれた個性が「味」になります。
では、
みなさんにとって自分磨きは何ですか?
学校の授業
部活動
習い事
趣味
アルバイト
家の手伝い
多くの人との交流
…
など、あらゆる場面で自分磨きができますね。
いろんな機会にたくさんの経験を積み上げていきましょう!
その一つ一つが、
自己実現に向けたパーツになるのです。
人生とは自分なりの「積み木」を組み立てるようなもの

誰もが小さいときに遊んだ「積み木」。
私、
人生って積み木を組み立てるようなもんだ
とも思ってるんですね。
積み木って、
いろんなパーツがたくさんあって、
それをどのように組み立てるか?
で多様な造形が生まれます。
つまり、
一人一人できるものが違うんですね。
そしてこの積み木のパーツ一つ一つが、
これまであなたが磨いてきた経験です。

そして、
人生の創造とは、
これまでに
学んだことや
経験したことが
パーツとなり、
これを積み木のように組み立て、
自分だけの作品とすること
だと思うんですよね。
だからずっと勉強しなければいけないし、
心身鍛えなきゃいけないし、
いろんな経験しなくちゃいけないんだ!
と思うのです。
結局パーツが無ければ、何も作れませんからね。
あなただけの人生!
あなた自身の個性を活かし、
あなただけの作品を組み立てていきましょう!
これが自己実現するということです。

今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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