いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日は総合選抜型入試や推薦入試でよく課される「自己推薦文」や「志望理由書」の書き方をテーマにしましょう。
これは自分を「いかに売り込むか?」の勝負です。
最後には3種類の「例文」も付けておきます。ウソのない程度に言い回しをパクったり、アレンジして利用してもらってもいいですよ(^^;
担任時は、生徒の作文をよく添削しましたね。
まぁ。トホホ(;’∀’)な作文もたくさんありましたが、生徒も「どう書けばよいか?全くわからない」のが本音のようです。
今回は、文章を書く時に気をつけることや、うまく書くためのコツ…などを書いていきます。
かなりの長文ですが、最後まで読んでいただけるとうれしいです。
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構成
文章は”何もないところ”からは絶対に生まれません。
文章を書くにはまず「結論」から考えます。
「最終的に言いたい」ことから先に考えるんですね。
これが【自己アピール】なら、自分の長所とそれを進学先でどう活かすかを書かなければ説得力ある文にはなりませんよね。
ですから、結論が決まって次に考えるのは、そこ(結論)に至るエピソードや体験から「自分が学んだこと」や「自分の長所」を導きます。
最後に、これ(長所)を将来どう活かすか?ということを考えます。
これを3段または4段構成にして、各段落のテーマを考えるのが、最初に行う構成案なんですね。
まず構成案を2つここに挙げ、その構成案で書いた例文を最後に付けます。
この2つは専門学校向けの内容です。
例文①(3段構成)の構成案
時間の経過をはっきりすると分かりやすい文章になりますが、絶対に必要な要素ではありません。 例文②(4段)構成案
時間の経過をはっきりすると分かりやすい文章になりますが、絶対に必要な要素ではありません。 字数に制限がある場合は、構成案それぞれの文章に長短をつけて調節します。
記事の一番下に、この構成案で書いた例文がありますので、参考にしてください。
文字の配置・字数・筆記用具
自己推薦文や、志望理由書などは、ほとんどはレポート形式です。
レポート形式でも原稿用紙形式でも、枠の9割以上は埋まるように書きましょう。
またレポート形式では、文字の大きさや配列で字数は大きく変わります。
小さすぎる字は読みにくいし、大きすぎる字は雑に見えます。
枠の7~8割程度の大きさで、丁寧な文字で書きましょう。
横書きの場合は、下の罫線に文字の底を合わせると、行が真っ直ぐに見えます。
筆記具は黒のペン書きで。
指定用紙がある場合は、これをコピーし、鉛筆かシャーペンで下書きをしてから清書しましょう。
なお原稿用紙の場合は、さらに細かなルールがあります。
詳しくは下記サイトを参考にしてください。
» 〈小論文の基本をマスター!1〉原稿用紙の使い方・書き方
表記上気をつけること
常体と敬体
常体=である調(文末が敬語ではない文書形式)
敬体=ですます調(文末が丁寧語の文書形式)
の文章をこう呼びます。
原則、文章にはこの2つを混在させないのが原則です。(どちらかに文体を統一すること)
吾輩は猫である。名前はまだないです。(常体+敬体)
と、打消し線の部分を入れたら、なんだか変な感じですよね(^^;
・常体は威圧的な印象を与えるので、小論文など断定的な内容に相応しい形式
・敬体は丁寧な印象を与えるので、丁寧にものを伝えたい時に相応しい形式
また、同じ敬体を3つ続けないことも気をつけましょう。
例文を使って説明します。
オープンキャンパスで貴校の教育方針を素晴らしいと思いました。
通学の便も良く、通いやすい学校だと思いました。
以上の理由から、貴校を志望しようと思いました。
「思いました」が3回続くと「幼稚な」印象を感じませんか?
オープンキャンパスで貴校の教育方針を素晴らしいと思いました。
また、通学の便も良く、通いやすい学校でもあります。
以上の理由から、貴校を志望しようと思いました。
2行目の「思いました」を変えるだけで、文章の雰囲気がグッと良くなるのがわかりますか。
てにをは
「てにをは」は、助詞の総称。
助詞は1字違っただけで、意味がガラリと変わる場合もあり、注意が必要です。
電車に遅れました
電車が遅れました
…では、意味は大違いですね。
また同じ助詞を連続させる文章も読みにくくなります。
私の職場の上司のスマホ
この場合は「上司のスマホ」というだけで「私の職場」が含まれた表現になることはわかりますか?
特に中高生は、字数を稼ぐために、やたら無駄な表現を多用することもあるので、注意しましょう。
言葉の使い方については、私の過去記事も参考にしてください。
二重表現を避ける
二重表現とは、同じ意味の語を繰り返す表現のこと。
話し言葉ではあまり不自然に感じないので、ついうっかり(;’∀’)…の表現です。
具体的には、以下の例があります。
- 後で後悔
- 必ず必要
- 一番ベスト
- 約1000円くらい
- 違和感を感じる
…など。
話し言葉では「違和感を感じない(^^;」表現ですが、
書き言葉では注意が必要です。
これを防ぐには、文を書いた後の「推敲」が大切です。
推敲
声に出して
文章を書いたら、最後必ず推敲をしましょう。
推敲とは、文を読み直して加筆修正すること。
改めて読み直してみると、
「なんだか意味が通じにくい」
「言葉の使い方が気になる」
といったところが出てきます。
私も毎回のブログを何回も読み直して、修正を繰り返してから公開しています。
推敲は「声に出して読んでみる」のが最も効果的です。
声に出すと、耳からも情報が入るので、第三者的な目線で捉えることもできるからです。
他人に読んでもらう
高校生は文章を書き慣れないので、下書きができたら他人に読んでもらうことをお勧めします。
自分の人生かかった文章ですからね…(;´∀`)
恥ずかしがってる場合じゃないです(^^;
友だちや家族、先生に見てもらって、意味の分からないところや、よりよい表現をアドバイスしてもらうことをお勧めします。
自分では気付かなかった「誤字・脱字」が見つかることもよくあります。
文章がうまくなるには?
文章を上手く書けるようにするには、
たくさん書くこと
です。
よく「大学に行ったら文章力がつく」
と言われます。
大学はテスト以外にも、レポート提出課題が多く、
イヤでも文章を書く機会が増えるからです。
あと、日頃から良い文章を読んで、使えそうな表現や語彙をインプットしておくと、より分かりやすい文章を書くのに役立ちます。
また、横文字や専門用語を多用するのは避けたいものです。
自分の教養をひけらかすような文章は、読んでていい気分じゃありません(-_-;)
簡単なわかりやすい言葉を使って、深い論述をするのが理想的ですね。
私も常にその方向を理想としてブログを執筆しています。
志望理由書は「3つのポリシー」を意識して書く
「3つのポリシー」とは
・アドミッションポリシー(求める人物像)
・カリキュラムポリシー(教育方針・教育目標)
・ディプロマポリシー(卒業時の理想像)
の3つ。
これらは進学先のホームページやパンフレットで確認しましょう。
オープンキャンパスでも必ず言われる内容です。
パンフレットには、建学の精神や学長あいさつ、学校の特徴…なども書いてありますから、
これらを何度も読み返して、求める人物像や教育方針を理解します。
一例を挙げると、求める人物像とはこのようなものです。
以下の引用は、神戸大学国際人間科学部のものです。
1.現代社会の諸問題を発見し,その問題を多面的にとらえて考察し,自分の考えをまとめる基礎的な能力を有する学生〔求める要素:知識・技能,思考力・判断力・表現力〕
2.異なる考え方や文化を尊重し,共感をもって,積極的にコミュニケーションを行う資質を有する学生〔求める要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性、関心・意欲〕
3.国内外の様々な人と連携・協働して,地球規模で問題を解決し,社会に貢献しようとする意欲を持つ学生〔求める要素:主体性・協働性、関心・意欲〕
引用元:神戸大学ホームページより引用
さらに、高等学校等で修得しておいてもらいたい内容として、
「国語」:読解力,コミュニケーション力,表現力。
「地歴・公民」:幅広く総合的な知識,様々な社会現象を捉える分析力。
「数学」:数学的な表現力・総合力,論理的思考力。
「理科」:自然科学の総合的理解力,論理的思考力。
「英語」:読解力,コミュニケーション力,表現力。
引用元:神戸大学ホームページより引用
そして、入学者選抜の基本方針として、
以上のような学生を選抜するために、国際人間科学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーを踏まえ、以下の選抜において様々な要素を測ります。
・一般選抜では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を測ります。
・総合選抜では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」「関心・意欲」を測ります。
・「志」特別選抜では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」「関心・意欲」を測ります。
・学校推薦型選抜では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」「関心・意欲」を測ります。…(以下略)
引用元:神戸大学ホームページより引用
冷汗が止まらない大変さですね(;’∀’)「基本方針どこが違うん?」って声も聞こえてきそうですけど(;´∀`)
これを読み込んで、その内容を理解するところから、志望理由書はスタートします。
志望理由書を書く際のポイント
志望理由書は、学校推薦型選抜や総合選抜型(AO)入試でよく課されます。
推薦入試とAO入試は、その質が大きく変わります。
ここではまずその違いを確認し、志望理由書を書く時の注意点を解説します。
志望理由書は「高校での実績や経験」から「進学先の教育方針」に自分がどう合致し、「進学後やその先の目標」を具体的に書くのが定番です。
推薦入試なら「実績重視」。AOなら「進学後重視」の内容で。
どちらも忘れていけないのは「アドミッションポリシー」です。
アドミッションポリシーとは”求める人物像”のこと。
その内容とともに、ポリシーに合致するにはどんな能力が求められ、どんな力を入試で試されるのか?ということまで、確認しておきましょう。
下にあげた例文③は、志望理由書の例文です。
例文
例文①「高校時代に頑張ったこと」
「高校時代に頑張ったこと」
私が高校時代に頑張ったことは「部活動」です。中学校から所属していた吹奏楽部でトランペットを担当し、引退までの1年間は金管のパートリーダーも務めました。
私が吹奏楽部に入部したのは、中学の体験入部で先輩たちの演奏を聴いて深く感動したからです。「練習はきついけど、やりがいはある」とおっしゃった先輩の言葉も背中を押してくれました。以来中高の6年間、ひたすら吹奏楽に打ち込んで得られたものはたくさんあります。
第一に得たものは「継続は力なり」という言葉を体感できたことです。入部当初は楽譜も読めない素人で、先輩との圧倒的な実力差に何度もくじけそうになり、家族の前で涙を流したこともありました。しかし練習を重ねるごとに、少しずつ自分の奏でる音に変化を感じることができ、先輩からも褒めていただいたことで、自信をつけることができました。「継続は力なり」は父の口癖ですが、初めてこの言葉を実感したのがこの体験でした。
次に得たものは「他人に優しく、自分に厳しく」という姿勢です。これは後輩を指導する立場になって強く感じるようになったことです。パートの後輩は入部当初の自分を見ているようで、その時に私自身に優しく接していただいた先輩のおかげで今の自分がある、と気付いた時に、先輩の演奏技術とともに、その人間性をも私のお手本として見習うべき存在だと感じたことがきっかけです。
中高6年間の部活動を通してそんな「学び」を得た私は、貴校に進学後もその姿勢を忘れず、新たな道を歩んでいく覚悟です。私の将来の夢はパティシエですが、「継続は力なり」という父の教えから、常に勉強を欠かさず、新しい技術や味の追求を止めない職人を目指すことを意識して、貴校での授業に臨みたいです。
さらに、お客様や職場の同僚の立場に立てる「他人に優しく、自分に厳しい」姿勢を見失わない豊かな人格を兼ね備えた人間性を目標に、自分自身をさらに磨いていく覚悟です。
(799字)
例文②「私の夢」
「私の夢」
私の夢はパティシエです。そのきっかけは中学生で行った「職場体験」でした。体験では主に陳列と販売の仕事をさせていただきましたが、体験中耳にした職人の会話に、強いプロ意識やこだわりを感じたからです。材料の一つ一つや、焼き加減に対する細かいこだわりに、これまでの華やかなイメージが一変しました。また包装や陳列にも私の想像を超える未知のこだわりがあって、私が所属する吹奏楽部の練習にも通じるところがあると思いました。
私は中高の6年間、吹奏楽部でトランペットパートを担当し、昨年からはパートリーダーも務めています。高校最後のコンクールは残念な結果に終わり先日引退しましたが、私が6年の部活動で学んだことは、この職場体験で学んだ「こだわり」そのものでした。
その一つが「感動の音を届けること」です。顧問の先生や先輩は、常に厳しい姿勢で、自分たちの演奏に妥協を許しませんでした。何度も何度も繰り返し練習し、部内がギスギスしたこともありました。入部当初は「なぜこんな細かいところまでこだわるのか?」と疑問に感じましたが、それが「少しでもより良い音楽を聴き手に届けること」であり、聴衆に感動を与えること。それが結果的に自分の成長となり満足にも繋がる、と教えていただいた時に、職場体験での経験と重なって、自分の中で「ストン」と納得できるものがありました。
私も後輩を指導する立場に立って心掛けたのは、職場体験やこれまでの練習から得た「こだわり」でした。ただ楽譜通りに演奏するのではなく、少しでも聴き手に感動を与えられるような「音を表現」することを目標に、時には厳しく後輩を指導したこともあります。
部活引退後の先日、久しぶりに職場体験したお店に伺い、部活を引退したことと将来の夢を伝えました。私のことをまだ覚えていてくださったことに感動しましたが、それ以上に私の夢に感激して喜んでいただいたことがとても印象的でした。「とにかく腕一本で勝負する世界。お客様に長く愛される技術と人間性を身につけるために、進学後も頑張って」と、応援のメッセージをいただくことができました。
私の夢は、貴校でお菓子作りの基礎を学び、可能であれば海外にも留学してさらに腕を磨きたいと考えています。日本人にはない感性や技法を学び、自分の幅を広げたいからです。「若いうちにいろんなチャレンジをした方がよい」という母の助言もあります。
そして帰国後に、小さな構えでいいので、自分のお店を持ちたいです。そこで販売する小さなケーキに、私のこれまでの経験やこだわりをすべて詰め込んで、お客様に感動を与え、長く愛されるお店を築きたいと考えています。
そんな夢の実現の第一歩として貴校に入学し、お菓子作りの基礎から精力的に学びたいと思います。
(1,134字)
例文③「志望理由書」
私は幼少時から絵を描くことが好きで、時間があれば手元にある紙に、目に見えたものや脳内でイメージする抽象世界を表現することが日常でした。
しかし中学時代の担任からある日「絵ばかり描かずに主要教科をしっかり学習しなさい。その方が豊かな人生を送れるから」と助言されました。それ以来私は「豊かな人生って何だろう?」という葛藤を抱きつつ、絵を描くこととともに、主要教科の学習にも力を入れてきました。
私が貴学で美学を学びたいと志望するのは、そんな葛藤に「自分なりの結論」を導き出すことが「私の生きる意義」であり、そんな課題を追求するのに最もふさわしい環境が貴学だ、と大学見学時の模擬授業で感じたからです。
その時の授業は「なぜ人は美を追求するのか」という内容でした。ものに美醜を感じるのは他の動物にはない人間だけの特性であることや、美を追い求めた歴史の軌跡が「文化」だという点に、この学校でなら私が長年抱える葛藤に、自分なりの答えを導けるのではないか、という可能性を感じた授業でもあったからです。
貴学の求める人物像には「基礎学力」とともに「美しいものはなぜ美しいか?」という根本的な課題を追求する姿勢を持つ人物、と挙げられています。確かに「美」は数学のように答えが一つではありません。しかし長い歴史の中で「文化財」と称された高評価のものが多数存在する現実や、それが多くの人の心を癒し感動を与えてきた、という事実を鑑みれば、そこに一定の答えを導き出すことは可能だと考えます。こんな姿勢を持ち続けながら、人の心に訴えかける作品を生み出すことが、実は本当の「豊かさ」ではないか、と考え方に変化が現れたのも、貴学を志望する理由となりました。
貴学入学後は、教養科目とともに美学に関する講義・実習を積極的に履修し、私の腕と心を磨きたいです。特に模擬授業を担当された○○教授の著書『美とは何か』にも目を通し、さらに貴学へ進学したい気持ちが強くなりました。また貴学の先輩が運営するSNSや、研究室のホームページも拝見し、家族にも私の思いを伝えました。自分自身や愛する家族のためにも充実の学生生活を夢見る毎日です。
貴学卒業後の進路はまだはっきりしませんが、可能であれば学芸員の資格を取得し、美術館で働きたいと思っています。あるいは定期的に個展を開催して作品を描き続ける作家にも憧れています。いずれにしても、美を発信し人の人生を豊かにする一助となる生き方が、今の私の理想であり目標です。
以上が、私の貴学○○学部で美学の専攻を志望する理由です。
(1,051字)