いつもご覧いただき、ありがとうございます。
本ブログ久々の更新ですが、
今回は先生や保護者に向けた
子どもが「自発的」に変わる2つのポイントをお伝えします。
結論からいうと、その2つとは、
承認
と
納得
なんですね。
詳しい留意点等は以下に書きますが、
承認とは、
子どもを信じ任せること
であり、
納得とは、
なぜ今これをやらねばならないのか?を理解した状態
のことです。
そしてこの2つは、
高校生だけじゃなく、社会に出てからも人を動かすのに絶対的に必要なポイントで、
これを知らない上司が、有能な部下を潰してしまうこともよくある話なんですね。
子どもが進んで勉強しない
とか
部活の指導が上手くいかない
など、指導に悩む大人向けに書いていきます。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
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マズローピラミッドと承認のための条件
本ブログで何度も出てきたマズローピラミッド。
これはアメリカの心理学者アブラハム・マズローによって考案された理論で、
人の欲求を、低次から5段階に分類したものです。
これは低次から順に、
- 生理的欲求(人の三大欲求=食欲、睡眠欲、性欲)
- 安全欲求(安心安全を求めたい)
- 社会的欲求(仲間が欲しい、愛情が欲しい)
- 承認欲求(他者から認められたい、尊敬されたい)
- 自己実現欲求(自己の可能性を実現したい)
とあり、
低次の欲求が満たされないとそれ以上を欲しない
ともいわれます。
マズローピラミッドによると、
今回のポイント「承認」は、
この4段階目に位置する高次な欲求です。
これはつまり子どもの承認欲求を満たすためには、
まず1~3段階目の欲求が満たされないとダメだ!
ということになるため、
安心安全な環境の元で良好な人間関係が育まれていることが、
そのベースとして必要です。
さらにこの承認欲求が満たされないと、
その先に待つ
”自己実現欲求”(自己の可能性を実現したい)
を求めない、
ということにもなります。
「承認」とは安心安全な生活の上に成り立つものであるとともに、
これ抜きでは高校生に求められる自己実現を欲しない、
という認識が、
我々大人には必要だ、ということをまず理解してください。
子どもの能力や適性を把握する
さらに我々大人に必要なのは、
子どもの持つ「能力や適性を把握する」ことです。
高校生だって九九ができない子もいれば、
数学オリンピックで入賞する子だっていて、
幅広い能力差があるのが現実です。
さらに文系や理系、文化系や運動系…など
多様な適性もありますが、
我々大人は、その子の持つ能力や適性を、
なるべく正確に把握する必要があります。
これを把握しておかないと、
適正な評価(承認)ができないんですね。
またこれを他人と比較して優劣を付けないことも、
私たち大人には必要な心がけです。
この場合の主人公はあくまで対象の子ども自身ですから、
他人と比較するのではなく、本人の過去と比較してください。
そして、その子を”主語”にして、これ(能力や適性)を見極める方が、
よりよい声掛けができるようになるのです。
少しだけ背伸びをさせる
もうひとつ、
大人の姿勢として大切なのは、
少し背伸び(ジャンプ課題)をさせる
ということです。
子どもができて当然の内容を評価しても、
承認欲求を満たすことはできませんが、
一段高いハードルをクリアした時、
またはそれに挑んでいる時、
適切な評価をしてあげてください。
「そんな難しいことやってんの!?」
「これ出来る!!ってスゴいね」
そんな一声だけでも十分です。
その一言だけで、
「私をちゃんと見守ってくれている」
という安心感を与えるとともに、
「やればできる!」
「もっと褒められたいからがんばろう!」
とやる気を起こすこともできるんですね。
子どもを信じ任せる
さらに付け加えると、
ジャンプ課題に取り組んでいる子を
信じ任せて見ていられるか?
が、我々大人に課された課題です。
難しい課題だからこそ、
「多分できないだろう」
とか
「できるわけがない」
と心のどこかで思っていると、
不思議なことに、
これが子どもには伝わるんですね。
また、
大人が心配し不安になって
余計な手出し口出しをしてはいけません。
「難しい課題だけど、あなたにならできる」
そう信じて任せる度量の大きさを我々大人は持つ必要がありますし、
もちろんこれは”放任”でなく”見守り”の精神で!
そしてたとえ上手くいかなくても、
子どもにとってこの経験は必ずや貴重な学びになるはずです。
これがピグマオン効果(=他人から期待されることで、その期待に応えようとする気持ちが働き、実際に成果や能力が向上する心理的現象)です。
どんな子も必ず
「成長したい」
という意欲を持っていることを忘れてはいけません。
納得
子どもを納得させる難しさ
「納得」とはその名のとおり、
「なるほど!」
と腑に落ちた状態のこと、
をいいますが、
これ意外に難しいんですね。
なぜ難しいか?というと、
大人には「当たり前」でも、
子ども達には当たり前じゃないことが多いからです。
例えば、
「勉強しなさい」
と言って、素直に机に向かうか?
というとそんなことはない。
机に向かった”ふり”はしても、
なぜ自分が今勉強しなくてはいけないのか?
という疑問に”納得”がないと、
自主的に机には向かえませんね。
「将来困るから」
なんて言われても、将来なんて誰にもわからないから、
そんな理由に納得なんてできるわけがありません。
大人は長い人生経験で、
勉強した方がいいということを経験的に知っていますが、
子どもにはその経験がないんですね。
だから大人目線で
「将来困るから」
なんて言われても、それは全く納得できる答えではないのです。
同様に、
なぜ学校に行くのか?
なぜ部活をするのか?
なぜ人を敬うのか?
…など、多くの「なぜ」に
子ども目線で向き合い、
納得に導くことが、
我々大人には「難しい」んですね。
第1段階は「楽しさ」から
しかし過去に子ども時代を経験した我々大人には、
そのころに立ち返って昔を振り返ることができます。
ここで、
みなさんが子ども時代に熱中したことは何ですか?
と聞かれたら、どう答えますか?
部活やバイト、
趣味や習い事、
中にはゲーム三昧だったという方もいらっしゃると思いますが、
これらに共通するのは、
「楽しさ」
なんですね。
「楽しい」から熱中して自主的に取り組めたはずだし、
「楽しい」からだと納得して取り組めたはずなんですね。
つまり、
子どもが「納得」し自主的に動くよう持っていくには、
まず「楽しさ」を知らなくてはいけない、ということになるんですね。
勉強だって部活だって、
それを「楽しい」と感じれば、
「やめろ」と止めてもやり続ける子になります。
孔子の著書『論語』の一説にもこう書かれています。
原文:
子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者。
読み下し:
子曰わく、之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず。
訳:
孔先生は言われた。「学ぶことにおいて、その知識を知っているということは、勉強を好きな人間には敵わない。勉強を好きな人間は、勉強を楽しむ人間には敵わない」
みなさんは、
子どもに「勉強の楽しさ」を伝えられますか?
学校でも、
授業の上手い先生に共通するのは、
その教科が好きで楽しくて仕方がない
という先生で、
授業も本当に楽しそうに進められるんですね。
逆に周りの大人が勉強嫌いばかりなら、
ほぼ確実に子どもも勉強嫌いになります。
親や先生が学ぶ楽しさを知っていると、
子どもは自然とそれを感受しますから、
自主的に机に向かうようになりますよ。
勉強の楽しさがわかっているから「納得」してできるのです。
関連記事 第2段階は「大人目線での”納得”」を引き出すこと
しかしどんなに好きで楽しいことでも、
時には上手くいかず壁に突き当たることもあります。
そんな時に必要なのは、
大人の目線であり、
また先に書いた「承認」なんですね。
大人である我々は、
これまでの人生で何度かの「挫折」を味わっているはずですが、
これにどう向き合ってきたか?
という経験や思いとともに、
これからもあなたを信じている旨を伝えるといいでしょう。
子どもたちは
「辛いのは自分だけじゃない」
「自分もこれを乗り越えたい」
と納得し、意欲を引き出せれば、
それが再び前進する原動力になるし、
その姿勢を評価(承認)してあげることで、
少々の困難にも負けない強い精神力も育まれるはず。
もちろんこれは、
大人が困難を乗り越えようと奮闘している”後ろ姿”からも子どもには伝わります。
子どもの前で他人や仕事の愚痴や文句ばかり言ってないで、
いかにそれを乗り越えるか?と奮闘する姿勢を示してあげてください。
さらに、
なぜ○○するのか?
○○するとどうなるのか?
大人になって大切なことは?
といった大人目線での話をしてあげてください。
これは親や先生の経験や思いを語れば十分で、
答えは1つではありません。
第1段階で前向きな姿勢を身に付けた子であれば、
必ずその意味を理解できるし、
納得の度合いがより深まることでしょう。
まとめ_短期目標をこまめに設定する
最後に、
私たちの毎日を俯瞰すると、
常に
長期目標と短期目標
があることに気付きます。
高校生にとっての長期目標は、
進学や就職、結婚などになりますが、
いい大学やいい就職のためだけに、
今をがんばるのは、
さすがにしんどいんですね。
そんな途方もない遠くを目指してがんばるより、
とにかく
短期目標をこまめに設定することが何より大切です。
「とにかく2時間はスマホを忘れて課題に取り組もう」
「次の模試では偏差値を3上げよう」
「来週の練習試合はエラーなしで乗り切ろう」
…など、とにかく目の前にちょっとしたジャンプ課題をたくさん設定すること。
そして日々の短期目標をひとつずつクリアしながら、
少しずつ自信をつけていけば、
気がついた頃には、
それがとんでもない遠くに届いている。
あのイチロー選手だって、
引用元:イチロー選手の名言集より引用 と語っていますからね。
こまめな短期目標を設定する方が、
たとえ失敗でもすぐに修正できるし、
その都度適切な評価(承認)を与えることができます。
そしてこれ(こまめな短期目標)を習慣化し、
繰り返すことで、
大きな長期目標に近づくことができる、
と、イチローは言っているのです。
またその成長の場面において
「親や先生の姿勢」が思っている以上に
大きな影響を与えることも知ってください。
「顧問が変わった途端にチームが強くなった」
なんてよく聞きますが、これは、
生徒が「納得」して練習する運営方針と、
生徒を信じ「承認」する顧問の姿勢があるからです。
子どもはこの2つで必ず伸びますから、
ぜひ指導の際は
「納得」と「承認」を意識し、
よりよい指導に資するよう祈るばかりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。