【自律】と【自立】_自分自身に自信をつけるための、自滅しない自主性の磨き方

学校生活
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今日のタイトル
【自律】と【自立】_自分自身に自信をつけるための、自滅しない自主性の磨き方
には、「自」という字が7回も使われています。

今日はこの「自」という字が表す、
みなさんが日々磨いている”自分自身”を再確認してみましょう。

「自」は↑のように、元はの形をした象形文字👃で、鼻を指さしたら”自分”というジェスチャーになりますよね。
英語の”myself”にあたる漢字です。

だから今日のテーマは「自分自身」
自分に自信をつけ、自主的な生き方に資するには、何が大切か?

それが自主自律の精神であり、如いてはその延長線上に将来の「自立」が待っているわけです。

そして「自立」とは何か?
いずれ独り立ちするみなさんに向けたメッセージを発信します。

最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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自主自律? 自主自滅?

「自主」や「自律」が校訓に入っている学校は多いはず。

高校生にもなると、
他人からあれこれ言われなくても、
自分で考えて行動できる…
のが、自主性ですね。

では「自分で考え行動すれば、何でもいいのか?」
というとそうではなく、
そこに
「自律」が求められる。

自律とは、
自分を律すること。

スマホ触りたくても、ゲームしたくても、
先に宿題済ませちゃおー
って具合に自身をコントロールすることですね。

また私たちには”自律神経”が備わっていて、呼吸や消化などをつかさどっています。

これが狂うと「自律神経失調症」となって、
生活に支障を来たします。

このことから、
自律とは「自身を正常に保つため」に不可欠な働きを指す
ことがわかりますね。

自律の伴わない自主性だと、
結果的には「自滅」しちゃうんですよね。

だから「自主自律」なのです。

自主性の育(はぐく)み方

ではみなさんの自主性を育むには、何をどう気をつければよいでしょうか。

疑問を持つ(素直の功罪)

小さい頃は、大人の言うことはすべて「絶対」だと信じていますが、
思春期頃になると、社会のいろんなことに「疑問」を感じるものです。
いわゆる、

なぜ?

と感じる感覚です。

学校の校則などに
「なぜあんなルールがあるのか?」
と思ったことはありませんか。

もちろん大抵のことには「理由」や「根拠」があって、
疑問の多くは、それを知ることで解決できます。
そんな思考の繰り返しで、社会のしくみや大人のモノの見方や考え方を身に付けるのが通常なんですが…

中にはいつまでも素直すぎて、何でもそのまま受け入れてしまう高校生もたま~にいるんですね。

「素直」がダメとは言いませんが、時には疑ったり疑問に感じないと、先の成長は期待できません。

「この壺買うと幸運になるよ~」

をそのままに信じて、高い壺を買うようなことにもなりかねませんからね。

自分の考えを持つ

人は「疑問」を持つと、
それを解決したいと思ったり、
「私はこう思う」
という自分の考え(意思)を持つようになります。

学校で、
「髪を染めるな」
と指導されて、
「それでも染めたい」
と思う生徒もいれば、
「私は染めたくない」
と思う生徒もいます。

これをどう思うかは自由ですが、
少なくとも
「どっちでもいい」
では自主性がないですね。

自分の考えを持つことが大事です。

ただ、これを実行するかどうかは、また別の問題です。
校則でダメと決まっていたら、染めない方がいいでしょう。

ここが「自律」と「自滅」の分かれ目になるのですから。

失敗を恐れない

自主性を育むもうひとつは、

失敗を恐れないこと

です。

石橋を叩いて渡る
という諺がありますけど、
「素直」同様、いつもいつも石橋を叩いて渡るのは、
「どーかなー?」
って思いますね。

入試でいえば、A判定以外を受けない
告白された人としか付き合わない
幼稚園児相手にケンカする

…みたいな人生、おもろいでっか?

当たって砕けろ
という諺もありますが、
長い人生には、
リスクを恐れず挑戦する場面が必ず訪れるし、

そこを乗り越えたり
そこで打ち砕かれたりして、

人は強くなるのです。

また若い頃の挑戦や失敗は、将来の大きな財産になります。
詳しくは過去記事も参照してください。

自身に自信をつける方法

自分自身に自信をつけるのに、
一番の近道は、

やればできる
を実体験すること

だ、と私は主に部活の場で生徒に言い続けました。

もちろん、
簡単に越えられることではなく、
難しいことにチャレンジした結果、
壁を越えた
という実体験を高校生のうちにしてほしいのです。

それは、勉強でも入試でも部活でもいいし、無理かな?と思うことに挑戦し、
結果「やればできるじゃん」を味わった時、
自分自身に「自信の芽」が芽生えるのです。

一度でもこれを実体験した生徒は、自分からその芽を伸ばそうとがんばるようになります。
生徒が「本気」になるんですね。

「本気」になった生徒は、こちらから細かく指示しなくても、
自分から自主的に取り組むし、そのため自然に自身を律するようにもなるのです。

自立とは

今日の最後に「自立」とは何か?
を考えましょう。

自立=自分で立つ

と書くように、
支えなく独り立ちすること。

私的に言えば、
次の条件をすべて満たすのが自立だと考えます。

  • 成人年齢(18歳)に達している
  • 生活費を自力で稼いでいる
  • 国民の義務(教育・勤労・納税)を果たしている
  • 自分の感情や欲求、理性をコントロールできる
  • 社会的弱者を労わることができる

高校生は、子どもと大人の中間に位置する年齢です。
時には酒タバコに走り、大人の真似をすることもありますが、
それらはみんな「大人ごっこ」であり、
大人になった気分を味わっているだけ。

私は本当に自立した大人というのは、
上の条件をすべて満たした人だと思っているので、
現実何歳になっても「子どものまま歳とっただけ」の「大人まがい」もたくさんいる、
とも考えています。
だから、

大人≠自立した人

とは限らず、
年齢を重ねながらも常に、

自分に足りないものは何か?

を自主的に考え、
成長し続ける意欲を失わない人でありたいものです。

そして将来、人として自立した大人に成長できるよう、充実の毎日をお過ごしください。

今回は執筆時間がとれず、言葉足らずの内容での公開になりましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは、、、また次回、、、

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