【共通テスト】まであと3週間_残り時間でやること、できること

進路
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

学校は冬休みに入り、クリスマスやお正月だと周りが騒がしい中、
共通テストまで残り3週間となった受験生のみなさんは、気の抜けない毎日だと思います。
すでに受験票も届いているはずで、いよいよ直前に迫った実感を肌で感じているでしょう。

もうやることはやっているはずですが、残り日数で何をすればいいのか?と、
不安ばかりが先行する時期だと思います。
受験票(受験会場や科目登録など)の確認はしましたか?
持ち物や時間の確認も早めにしておいてください。

今日は、受験票や持ち物の確認を話題にするのではなく、
過去問も、参考書や問題集も一通り終えた残りひと踏ん張りに、何ができるか?
を考えましょう。

本記事のポイントは2つ。

1つは、メンタル面での心がけ。
2つは、テストへの捉え方を考えること。

「そんなことはわかっている」という内容かもしれませんが、今日は早く読めるよう、いつもより短めにまとめました。
まずは受験上の注意を確認し、その後の勉強の合間に読んでいただけるとうれしいです。

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貫雪の著作はこちらからご覧ください

外部リンク(大学入試センターホームページより)

試験の概要や、一般的な注意事項等は、こちらで確認をしてください。

大学入学共通テスト

令和6年度の試験情報

受験上の注意

試験問題冊子の注意事項等について(令和 6 年度大学入学共通テスト)

解答科目欄の不適切なマーク例(令和 6 年度大学入学共通テスト)

残り期間は「復習」の繰り返し

共通テストまでもうほとんど学校には行かない時期になりました。
冬休み、周囲の雑音も気になりますが、サクラサク春の便りが来るまでの今は「我慢」の毎日です。

過去問やマーク模試の解き直しがまだなら、残り期間はそちらを重点的に行いましょう。

それも一通り終わった、という人は、再度の復習を兼ねて、これを繰り返しましょう。
(復習に関する過去記事もご覧ください)

また共通テストは問題数が多く時間配分が難しいので、
まともに問1から始めず、効率的に時間を使う作戦を考えるのも有効です。

共通テストは「教科書にあること」しか出題されませんから、奇問珍問は出てきません。
しかしセンターよりも「考える力」が重視される出題ですから、問題文をよく読んで、その意図を汲み取る考察力・洞察力・読解力が求められます。
制限時間に焦るばかりに、つい問題文を読み飛ばしてしまう癖のある人は、特に注意して過去問などに取り組んでください。

両手を使う

これは完全な経験則の私見になりますが、
成績の良い生徒の受験姿勢を見て感じたことがあります。

それは、
両手を使って試験に取り組んでいる生徒が多い
ことです。

利き手は筆記用具を持っていますが、
もう片方の手で、
大切なところに指を置いたり、
長文読解時には指先と目で文章を追っている姿が印象的
でした。

また問題文の重要なところにチェックを入れながら解く生徒もいました。
使えるものは総動員して試験に臨む姿勢が、ケアレスミスを防いでいるんでしょうね。

入試前のメンタルトレーニング_マインドフルネス

入試が近づくと、これまでサボってきた後悔や、将来への不安がどんどん大きくなり、落ち着かなくなります。
人は「今を生きている」ようで、実は過去や将来への不安に支配されやすいものですが、これを払しょくする方法として近年ブームなのが「マインドフルネス」です。

マインドフルネスは、科学的にも「脳を活性化」し「ストレスに強くなる」効果が実証されているそうです。
詳しくは以下のサイトも参考にしてください。
これは決して怪しい宗教とかではありませんからね(^^;

大量の課題と連日の部活で心と体を壊した高校生 マインドフルネスに救われた|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア
部活に勉強、課外活動……やることがたくさんある高校生活。忙しさにストレスを感じている高校生も多いと思います。心と体のバランスを崩した私が元気を取り戻した方法を紹介します。(高校生記者・なお=3年)心と

マインドフルネスを簡単に言うと、過去や未来よりも「心を」「現在に」向けた状態のこと。
具体的には、一回5分でいいので、次の要領で「瞑想」しながら、今の自分を意識します。

起床後と就寝前にするのがお勧め
1,床または椅子の上で、姿勢を正し、目は軽く閉じる
2,自分の「呼吸」を意識し、吸うて膨らむ腹部や、鼻から出入りする空気を感じ取る
  また、自然に聞こえてくる「生活音」にも意識を集中する
3,途中で雑念が入っても、呼吸や生活音に注意を戻すよう意識する

以上のように、マインドフルネスは「今の自分」に集中する瞑想法で、これは受験時に集中する心理状態によく似ています。
こういったメンタルトレーニングを行うことで、今に集中して取り組む習慣をつけ、余計な雑念や不安で力が発揮できない状況を回避するためにも、有効な方法だと思います。

入試問題も作っているのは「人」

五角形の「合格」鉛筆

これも考えてみればその通りで、入試問題を作っているのは、私たちと同じ「人間」です。

入試は機密情報の塊ですから、高校入試であっても書けないことはたくさんあります。
ここに書ける範囲で書くと、

・入試問題は教科書にある内容から出題される
・過去問と教科書を精査し、同レベルで、かつ新しく作問すること
・ほとんどの受験生が解ける問題をはじめ、問題によって難易度を変える
・「日常生活に密着した内容」や「主体的・対話的で深い学び」に示される横断的な知識や考察力を求めるような出題方針が求められる

…くらいかな?

入試問題は、以上の観点から、何人かの出題者が過去問と教科書を読み倒して、それぞれに複数の問題案を作り、これを持ち寄った別組織でさらに検討に検討を重ねて決まります。
また一部の私立大学では、大学職員ではなく、受験の専門家である予備校が作問するところもあります。大学の先生にとって高校の教育課程は専門外ですからね(^^;…。

しかし作問も人の手によるもの。
余裕があれば、過去問やマーク模試を作問した人の心理に立って、「出題の意図」を考察する習慣をつけるのもおもしろい受験対策です。
「この問いは、ここで引っかけを狙ってるな」
とか、
「○○と××がわかってないと解けない構造になっている」
…など、出題者への思いを巡らせることも効果的です。

可能であれば、予想問題を作ってみて、友人同士で解き合うなんてできたら、素晴らしい取り組みになるでしょう。

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まとめ

…と、いくら対策を並べても、受験は心身の充実が第一です。
私の娘は、予防接種を受け万全を期したつもりだったのに、センター前の年末にインフルエンザで1週間ほど寝込みました(-_-;)
ホント何が起こるかわからないのが受験です。

コロナやインフルエンザ、寒波…など心配なニュースもありますが、どんな対策よりもまず「心身の管理」を最優先に取り組んで、万全の状態で受験に臨みましょう!

この年末年始を含めて、有意義なラストスパートができることを、心よりお祈りしております。

共通テストが終わっても、自己採点や出願に気の抜けない毎日が続きます。
しかし春はもう間もなくです。
最後まで自分を信じてがんばってください!

ではでは、、、また次回、、、

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