【合格発表】桜咲け!運命の分かれ道_昔の発表法もご紹介

中学生向け
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日は合格発表の裏側について、書ける範囲でその様子をお伝えします。

前回~前々回の記事で入試業務のステップをお伝えした通りですが、今日の記事は、その最終段階。
受験生にとっては、これまでの成果が「結果」として出るファイナルラウンドです。

高校ではもちろん、ここでもミスは絶対に許されません。
合格発表で受検番号が間違ってた…なんてこれまで聞いたこともありませんが、
これも何重ものチェックをかけて絶対に間違わない仕組みができているのです。

合格発表といえば、合格者受検番号の掲示を前に一喜一憂するのが変わらない光景ですが、これも昔と今では若干の違いがあって、後半にはそんな昔の合格発表風景もご紹介しますね。

なお今回もここでは書けない秘匿事項がたくさんあるため、わかりにくいところもありますが、ご了承のほどお願いいたします。

最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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入試判定会議

会議の概要

入試の判定は、合格発表の前日に行われます。
判定会議は、在校生をすべて帰してから行うのが通常です。

すでに入力を終えた受験生の成績等が、まず判定資料として配布されます。
判定資料に何がどう書かれているか?はここでは書けませんが、一つだけ言えるのは、判定に関係ない情報(氏名や中学校名など)は一切載っていないことです。
事前に学力検査と内申書をどんな割合にして判定するか?、は公表されているはずですから、それに沿った形の資料だ、とお考えください。

判定会議の進行は秘匿事項なので、ここではお話できません。
入試の総点だけなら会議自体は簡単なんですが、内申書をどう判定に活用しているか?が言えないのです。
しかし非常に公正厳正に合格者を決めていることは確かです。

判定会議は時に長丁場になることがあります。
長丁場になった理由も様々です。
私の経験では日付をまたいだことが2~3回はありました(;’∀’)
夜中の3時に会議が終わり、その後空腹を満たすため牛丼屋に行ったら、その近所にある他校の職員室にはまだ灯りが点いていたこともありましたね(;´∀`)
逆に早い時は夕方には終わります。

とにかく合格者と不合格者の境目は、ごくごく僅かで、1点差で合否が別れるのはいつものことですね。

高校入試は基本偏差値で輪切りされたほぼ同レベルの受験生同士で争う決戦の場です。
だから母集団の標準偏差が非常に小さくなります(一定レベルに受験生が集中するという意味)。
高校入試の1点差は、みなさんが思う以上に大きいのです。

標準偏差について詳しくは以下の過去記事も参照してください。

会議後

会議が終わったら発表の準備です。

合格者の氏名と受検番号を読み合わせて確認をしたら、
掲示板を作り、合格通知や連絡プリントを中学校別に仕分けます。

内申書も合格者と不合格者に分けます。

すべての作業が終わったらようやく帰宅。

合格発表当日

翌朝は合格発表時間の1時間前に出勤し、
掲示板を再確認します。

受験生はかなり早くから学校に来るので、混雑が予想される場合は、発表を少し早めることもあります。
合格掲示の瞬間は悲鳴と歓声が飛び交いますね。
時にはマスコミが取材に来ることもあります。

私の息子は合格発表時に地元テレビ局の取材を受けました。
「高校では部活と勉強を両立させたいです」
って、優等生みたいな受け答えをしてました(^^;

私自身は40数年前に、ここで人生最初の挫折を味わいました(-_-;)
その時のことは過去記事にも書きましたので、よろしければご一読くださいね。

掲示板は夕方には撤去します。

昔の合格発表

まだパソコンが普及していなかった昔は、判定資料も合格発表もすべてが手書きでした。

判定会議は今と同様前日に行っていたので、特に発表掲示板は、事前に受験生全員の受検番号と氏名を毛筆で書いておき、判定会議後に不合格者のところを切り取って繋いでいたそうです。

昔は受検番号とともに氏名まで掲示されていたんですね(;’∀’)

また合格発表翌日の新聞に、県立高校合格者の氏名一覧が折り込みで入っていました(;’∀’)

今も教職員の人事異動が新聞で発表されますが、あれの高校合格者版だと思えば、イメージできますかね…(;´∀`)
昔は個人情報保護を今みたいに言わなかったんです…(;’∀’)
学校でも住所録が普通に発行されていたし、有名人の住所なども普通に本に載ってた時代です。
今では信じられない過去の常識です。

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まとめ

合格発表は受験生の運命を決定づける分岐点です。

人の人生を大きく変えてしまうイベントですから、ここに書いたように慎重にも慎重を期して行われます。
今は合格発表後に情報開示の制度がありますが、これを求める多くは”学習塾”で、これが次年度以降塾のデータとして活用されるんですね。

正直学習塾に情報を提供するようで、私はあまり気の進まない制度でしたから、何でも情報を開示すればいいというわけではない、とさえ思っていました。
結局データが溜まれば溜まるほど、偏差値による輪切りがより明瞭となり、違った視点で志望校を選べなくなるのでは?という危惧を感じるからです。
高校は各校がどれぞれ特徴ある教育活動を展開しています。
偏差値で選ぶのは一つの方法ですが、教育方針や部活動に憧れて志望校を選ぶことがもっと増えてほしいとも思っています。

また実力が及ばず不合格になっても悲観することはありません。
現に私自身は第1志望の高校入試に失敗して滑り止めだった私立に進学しましたが、今ではそれで良かったと思えるからです。
この時の話は過去記事にも書きましたので、よろしければそちらもご覧ください。

要は、高校も大学も「どこに行くか?」より「行った先で何をする(学ぶ)か?」の方がはるかに重要です。
間もなく始まる新しい高校生活が充実したものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「新入生オリエンテーション」を話題にする予定です。
ではでは、、、また次回、、、

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