【新入生オリエンテーション】は情報の洪水_入学前最初の試練

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今日のテーマは【新入生オリエンテーション】
略して「新入生オリテ」は、高校入学前に行われる説明会のこと。

新入生オリテでは高校生活に係るほぼすべての情報が、次から次にと短時間で説明され、その資料は大封筒にぎっしり詰められています。
もう情報量が多過ぎて、途中でフリーズしてしまう人もたくさんいるような印象ですが、高校としても、この機会に伝えておかないとスタートが切れないことばかりなので、無理やり詰め込んで毎年行っています。

今日は、新入生オリテで、どんなことが説明されるか?ということと、どんな準備をしていけばよいか?をお話します。
もちろん学校によって、内容には若干の差がありますから、あくまでも予習程度にご覧いただければ、と思います。

なお本記事は、2023年3月10日公開のリライト版です。

最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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新入生オリエンテーションの流れ

新入生オリテの大まかな流れは、次のようなかんじです。

説明担当者説明の中身
受付・入場
多くは親子で参加する
学校長あいさつ
芸術科芸術科目の選択希望調査
教務高校の授業や単位修得の話
教科書やタブレット等販売の説明
入学式の説明
入学時に提出してもらう書類の説明
生徒指導校則や部活動の話
通学時の諸注意
制服販売の説明
保健室入学式で提出してもらう保健関係書類の説明
身体測定や各種検診の案内
各教科春休み中の宿題と提出物の説明
入学後課題考査の説明
体操服販売の説明
事務室入学金納入の案内
通学定期購入の説明
就学支援金申請の説明
その他必要経費の説明
PTA役員立候補のお願い(入学式後に行うところも多い)
10採寸制服・体操服・上履き・体育館シューズ等の採寸や販売
11採寸が終わった人から解散
大まかな流れの一例です

ざっと思いつくことだけでもこれだけの情報が一気に入ってくるわけですから、普通の人は途中でわけわからんようになってきます(;’∀’)

加えてお金が絡む内容もたくさんあるので、新入生オリテは通常生徒だけでなく、保護者も同伴で行われるのです。
保護者にとっては平日仕事を休んでまで行くのは大変ですが、これだけの内容です。
お子さまのためにもよろしくお願いいたします。

ただし、相応の進学校では、逆に保護者の同伴を認めない学校もあります。
「これくらいの内容、あなた自身で理解して親に伝えなさい」
という意味です。
そういう学校は、入学前から子ども扱いしないんですね。

以下、それぞれについて少し詳しく解説していきます。

新入生オリエンテーションの内容

受付・入場

新入生オリテはまだ肌寒い3月に体育館で行われることが多いです。
この時期の体育館はまだかなりの寒さです。
しかも2時間以上の長丁場です。
親子ともに防寒対策を忘れずに。
体育館入場前にはトイレも済ませておきましょう。

学校長あいさつ

校長先生または教頭先生から「合格おめでとう」とあいさつがあります。
これはすぐに終わります。

芸術科

高校の授業のひとつに「芸術」があります。
高校では一般的に「音楽」「美術」「書道」から1科目を選択して履修します。

必ず第1希望が履修できるとは限らないので、第2希望までを考えておきましょう。
入試後か合格発表時に、芸術選択の説明が配られるはずです。
それを参考に、家族と相談して決めましょう。
また実際に授業を受けてる高校の先輩に聞いてみるのもありだと思います。

ちなみに私が勤務した高校では、次のような三角形のどこが自分の気持ちに近いか?
という聞き方をしていました。
第1希望の「強さ」を確認する、という調査法です。

この調査法では、頂点の選択肢(1,4,7)がなかったり、辺の中間に選択肢を設ける高校もあります。

1~9の番号を一つ選択する

あと、芸術選択で注意したいのは、

  • 必ず第1希望になるとは限らないこと(教室の定員や男女比等で)
    音楽は合唱の授業もあるので、男女比がネックになることがある
  • 在学途中で他の科目(音楽→美術とか)に変更できないこと
  • 芸術選択でクラスを固める学校もあれば、音美書混在のクラス編成をする学校もあるので、友だちで同じ科目を選択しても同じクラスになるとは限らないこと

の三点に注意して、自分の適性や希望を最優先して選択するようにしてください。

教務

教務とは、学校の授業や時間割、生徒の出席・成績等を管轄する分掌です。
中学とはかなり違う点が多いので、説明も多く時間もかかります。

高校の授業や単位修得の話

高校は義務教育ではないので、時に原級留置という措置があること。
そのために大切なのは、出席や考査点となること。
高校の授業は中学より難しく、進度も早くなること。
…等の説明があります。

教科書やタブレット等販売の説明

中学までは無償だった教科書を、高校では各自が購入することになります。
いつどこでいくらで販売されるか?
芸術の教科書はどうするか?
…等の説明があります。

さらにノートPCやタブレットの購入が必須の高校も多く、これはかなり高額な買い物になりますので、資金の準備を忘れないようご注意ください。

入学式の説明

入学式の日時や保護者への連絡があります。

入学時に提出してもらう書類の説明

個人調査票や誓約書、雑巾、学校によっては顔写真など、入学式後に回収する提出物の説明があります。

生徒指導

校則や部活動の話

本来は入学後の説明でも大丈夫なことですが、オリテでは概要が話されます。
特に春休みを前に「染毛」の注意だとか、部活動の見学や練習についての制限などが説明されます。

通学時の諸注意

高校は通学範囲も広いので、それに伴うトラブルも増えることから、通学時のマナーや諸注意について簡単な説明があります。
特に通学中のマナーは、一般からの苦情が多いので、入学前から指導をしておきたい狙いもあります。

制服販売の説明

オリテ当日は、制服の採寸を行い、その後日を改めて購入する一連の流れが説明されます。
同時に上履きや(科によっては)実習着を購入する場合もあります。

制服は、お父さんの着る上等のスーツくらい値が張るものです。
洗濯することも考えると複数着必要に感じるかもしれませんが、最初に購入するのは1着にして、入学後の生活を見て追加購入するか、知り合いに卒業生がいたら譲ってもらうのもありだと思います。
成長期の最中でもありますからね。

また男子生徒は中学と同じ「学ラン」の場合、ボタンを変えるだけで継続して着られることもあるので、安上がりです(^^;
私の息子がそのパターンで、ボタン代800円で済みました(^^;
しかし同じ高校に行った娘は、夏冬併せて8万円ほどかかりました(;’∀’)
同じ学校なのに、なんだか複雑な気持ちでしたね(笑)

保健室

入学式で提出してもらう保健関係書類の説明

保健室からの話は、入学式後に提出する膨大な書類の説明です。
小中学校時代の記録は、中学校から引き継がれますが、それに加えて高校3年間の健康記録が保健室で管理されます。

身体測定や心電図、内科や歯科検診等の書類があります。
面倒でも提出直前に慌てて記入しないよう気をつけてください。
既往症やアレルギーで記入漏れがあると、後々大変なことになる可能性もありますからね。

身体測定や各種検診の案内

入学後は身体測定、X線や心電図検査、校医検診が続きます。
視力測定にはメガネやコンタクト持参など、日程や注意点の説明があります。

各教科

春休み中の宿題と提出物の説明

各教科担当が順番に説明(これがけっこう長いんだ、、、)
春休み中から課題を課す教科もあるので、入学までに済ませておきましょう。

入学後課題考査の説明

入学式翌日に考査を実施する高校も多いです。
課題考査は成績にも影響するし、最初から緊張の連続ですね。
でもみんなこれを乗り切って、少しずつ高校生活に馴染んでいくのです。

体操服販売の説明

体育科からは、体操服やシューズ販売の説明があります。
制服と同様、オリテ当日は採寸をして、制服販売日に購入するパターンが多いようです。

事務室

入学金納入の案内

公立高校は入学までに入学金を支払わなければなりません。
金額は数千円ですが、これを払わないと入学は許可されませんよ。

私立はもう少し早くに支払いますね。

通学定期購入の説明

公共交通機関を使って通学する場合、学割定期購入のため「在学証明書」が必要になります。
JRや私鉄、バスにより手続きが違うので、該当の説明はよく確認するようにしてください。

学校によっては、入学式当日販売しに来てくれるところもあります。

就学支援金申請の説明

マイナンバーカードが普及した今では方法が違うのかもしれませんが、これを申請することで高校の授業料が実質タダになる制度です。
ただし所得制限*があるのと、私立ではすべてが支援されるわけではないことをご理解ください。
(*2023/3月現在の情報です)

また住民税非課税世帯には別の助成制度もありますから、詳しくは学校にお問い合わせください。

その他必要経費の説明

高校にはこれ以外にも必要経費があって、PTA会費、生徒会費、学年費、実習費…などが一括して徴収されますが、新入生オリテではその説明も行われます。
ここに修学旅行の積み立てが入ることもありますが、これは旅行業者に積み立てます。

PTA

役員立候補のお願い

学校によっては役員の選出に困るところが多いと聞きます。
PTA役員は、事前に立候補を募って、手が挙がらなければ抽選で決めることもあります。

近年は共働き家庭がほとんどで、なかなか積極的にはなれない事情も理解できます。

個人的には「PTAなんて必要なの?」と思ったりもしていましたが、、、(;’∀’)
実際に活動している方に聞くと、いろいろな情報交換や交流が図れてとても充実する、という声もあります。

今ではPTAの加入ですら「任意」だとこれを拒む保護者もあります。
部活の強制加入が問題になっているように、いずれは社会問題化するのは必至でしょうね。
PTAのあり方そのものが問われる時代になってきたと思います。

採寸

一通りの説明が終わったら、制服・体操服・上履き・体育館シューズ等の採寸や販売に動きます。

…とその前に、、、漏れそうになってる群衆がトイレに殺到する時間です(;’∀’)
オリテ前にトイレに行った方がいい理由がお分かりになりましたか??

採寸が終わったら、流れ解散となります。
帰宅後は、説明を覚えているうちに書類を整えたり、課題に取り組んで、来たる入学式に備えましょう。

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まとめ

以上のように、新入生オリエンテーションは、かなりの情報量を一気に伝えられるため、親子でしっかりメモを取るなど工夫して臨まなくてはいけません。

それでもここですべてを把握することは難しいので、不明な点は遠慮なく学校に問い合わせ、クリアな状態で入学式を迎えてください。

入学後も部活や学習面、生活面で新生活に必要なたくさんを学びながら高校生になっていくみなさんの、最初の試練がこのオリエンテーションです。

この記事が少しでもそんなみなさんのお役に立てばうれしいです。

そして新生活のスタートが無事に切れることをお祈り申し上げます。
中学と高校の違いをまとめた過去記事もご覧いただけるとうれしいです。

次回は高校入試に失敗したみなさんへのメッセージを。
次々回は高校入学式までの過ごし方についてお話する予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは、、、また次回、、、

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