【卒業】過去や現在の評価は「未来」に決まる_これからも良き出会いを!

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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

卒業式シーズンです。
まだ進路が決まってない人は、卒業式に浮かれてる場合じゃないよー
と思うかも?ですが、何かの縁あって過ごした校舎と友だちと過ごす最後の1日ですから、
卒業式の一瞬だけでも、受験を忘れて感傷に浸るのもいいんじゃないでしょうか。

去年や今年の卒業生は、入学時からコロナコロナで思うような学校生活が送れなかった人もたくさんいるはずです。
誰のせいでもないとはいえ、自分たちの運命を呪い、不完全燃焼だった高校生活に悔いを残す3年間でもあったことでしょう。

しかし卒業の日を迎えられたことを、あなたのご両親はじめ、これまで支えてくださった多くの方が喜んでいるはずです。
二度と戻らない高校生活最後の日に、これまでを振り返り、さらに明日からもより強く生きる決意を立てられたなら、今日は人生の節目として素晴らしい一日になるはずです。

今日は高校を卒業するみなさんへ、本ブログの主「貫雪」より一言お祝いのメッセージです。

短い記事ですが、最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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過去と現在の評価は「未来」に決まる

画像引用元:wataーplusのページ

国枝さん

先日引退した車いすテニスのレジェンド国枝慎吾さんの引退会見を拝見しました。
「最高のテニス人生」
「十分やり切った」

と言った彼の言葉が印象的でした。

30年近く車いすテニスをやり切った国枝さんだからこその言葉かもしれませんが、
そんな国枝さんも、9歳で障がいを抱え車いす生活になった時は、その後の人生に落胆する気持ちの方が強かったはずです。

「どうして自分だけが?」
と思う気持ちをどう生きるエネルギーに変え、あれだけの選手になったかを私は知りませんが、少なくとも困難を力にして人一倍の努力を重ねられたことは想像できます。

そして世界ランク1位のままで引退。
国民栄誉賞も決まり、そして先ほどのコメントです。

国枝さんの生き方は、コロナ禍で不完全燃焼に終わった高校生のこれからを示唆しているように感じました。

過去を変える

国枝さんは「障がいを負った」過去を、その後のテニス人生で変えた人です。

もちろん「障がいを負った」という事実は変えることはできませんが、
障がいを負う=悲観的
という一般論を
障がいを負う=最高のテニス人生
に変えた
という点に価値があります。

これは、
過去の事実そのものは変えられないけど、
過去の事実の捉え方を変えることはできる
ことを意味します。

そういった意味で、コロナ禍で十分な高校生活を送れなかった事実は、
今後の人生で、その捉え方を変えていくことは可能だ、ということになります。

ぜひ明日からの生活で、コロナ禍で不完全燃焼だった評価を変えていくような人生を歩んで行っていただけることを切に祈念する次第です。

過去と現在の評価は、今決められるものではなく、未来に決まるものなのです。

いい出会いが人生を変える

もう一つここで書いておきたいのは「いい出会いが人生を変える」ということです。

これは私が教員時代、卒業文集に書いたり、卒業式でよく生徒に話していたことです。

人は一生の間に約1~3万人の人と出会うと言われます。
もちろんその中にはあなたの足を引っ張る人もいるかもしれませんが、
逆にあなたの人生に素晴らしい影響を与える出会いだってあるはずです。

先ほどの国枝さんも、高校時代の当時、車いすテニスのトッププレイヤーだったリッキー・モーリエさんのプレーに感銘を受け、本格的に打ち込んだそうです。

みなさんもこれまでの人生で出会った人に加え、これからの人生でも、あなた自身の人生を根底から変える出会いに恵まれるはずです。

「人を変えるのは人との出会い」
「この人に会うために自分はこれまで歩いてきた」

そう思える大切な人との出会いが、あなたの人生をよりよいものに変えてくれるでしょう。

ぜひこれからも「よき出会い」を求めて、力強く生きていってほしいと願います。

もしあなたが高校3年生で、これまで私のブログを読んでくれた一人なら、今回まで目を通していただいたことに感謝申し上げます。
少しでも何かの役に立っていたらうれしいです。

ぜひ実りある人生をこれからも歩んでいってください。
共にがんばりましょう!

なお次回からしばらくは、この春から高校生になる中3生向けの記事を掲載する予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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