時間の早さ_中学より高校の3年間が早く感じられるのは何故?

学校生活
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日のタイトルは「時間の早さ」
同じ3年間でも、
「高校の方が圧倒的に早く感じる」
という声を生徒からもよく聞きましたし、自分自身もそう感じました。
今回はなぜそう感じるのか?ということと、
若い時代により多くを吸収すること
限られた時間を有効に使うために心掛けたいこと、を確認する記事です。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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ジャネーの法則

Wikipediaによると、ジャネーの法則とは

ジャネの法則(ジャネのほうそく)は、19世紀フランス哲学者ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネーの法則とも表記する。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。

引用元:Wikipedia「ジャネーの法則」
子育てwin3計画/❝意識高い系❞「子育てブログ」より引用

同じ3年間を過ごす中学と高校で、その体感時間が違うのは、
長く生きれば生きるほど、年齢に反比例して感じるから、だと言えます。
15歳の感じる1年間は、人生の1/15であるのに対し、
18歳の感じる1年間は人生の1/18であることが、
体感の違いとして感じられる現象のことです。
そしてこれは個人の実感としても、年々短くなっているように感じますが、
単に生きた時間の総量だけの問題ではないようです。

時間の経過を早く感じるのは?

人は未知や未経験のものが多ければ多いほど、
それに新鮮味や刺激を感じて意識も強くなり、

結果、
「脳内活動を活発にした総量」=「時間」
と認識するからです。

しかし、人は年齢を重ねれば重ねるほど、新しいことに触れる機会が少なくなります。
つまり年齢を重ねるほど新鮮味や刺激が少なくなって、脳内活動も停滞するため、
これを”時間と認識しなくなる”のがその原因です。
要するに、
体感時間=脳内活動の時間
だと言えるのです。

大人になれば「経験」を武器にして生きていくことができるため、
新しい知識や経験が少なくても「なんとかなる」ものなんですね~

若さの武器は「吸収力」と「体力」

産まれた子どもが、わずか1~2年で日本語ペラペラになるのは、
その柔軟性ゆえのスゴ技ですが、
私は中高生の「吸収力」「体力」をいつも羨ましいと思います。
中高生時代は、この力がピークに達する年代だからです。
新しい電化製品も、若い頃は苦労せずに使いこなしていたものが、
年齢を重ねるごとについていけなくなるんですね…(;’∀’)
スマホの使い方なんて、何度生徒に教えてもらったか…(笑)

中高生の脳みそって「スポンジ」のように何でも吸収できるんだから
ホントにスゴイな~って感心…www
そして体力もあるから、少々のムリも大丈夫。
新しい知識や経験に、高い意識と意欲を持って吸収できる柔軟性もある。

このことから、

若さの武器=吸収力と体力
であり、
大人の武器=経験

になるんですね。

若い時にたくさんの知識と経験を重ねることが大切なのは、
これが大人になった時に間違いなく「生きていく武器」になるからです。
吸収力が高く、体力ある時に「たくさん勉強する価値」はここにある、と言えるでしょう。

大人になると変化についていけなくなる

大人になると、これまでの「経験」が武器になります。
私も年齢を重ねるたびに、経験を武器に授業や生徒指導をすることも多かったです。

しかし「経験を武器にする」と、未経験の価値観がわからなくなるんですね(;’∀’)
自分で自分の「頭硬っ!」と感じることも多くなり、新しいスマホの使い方に四苦八苦します(^^;

そしてすごく忘れっぽくなりました(-_-;)
シニア向けパソコン教室のコピーに
「同じことを100回質問されても笑顔でお答えします」
ってあるけど、ほんとにそうなるのかなぁ??
100回質問しても理解できないパソコンなんて、
先生に悪くて質問すらできない…と思っちゃうし、
それならわからなくてもいいや~と思ってしまいます(;’∀’)

だから「始めるのに遅くはない」と言われても、
若い頃にやっておく方が何百倍も効果的なんですね。
それは(皮肉にも)年齢という「経験」を重ねたからこそ、
分かったこと、、、でもあります…

大人になっても勉強する姿勢を失わない

大人になると、多くの人は「学び」から離れていきます。
学ばなくても「これまでの経験」で対応できることが多いからです。

また中高生のように、生活に変化も少なくて、
仕事や家事は、連日同じことの繰り返しとなるため、
新しい学びを必要としないんですよね。

しかし、こういった単調な時間を過ごしていると、
先に記した脳内活動の時間は圧倒的に少なくなるので、
体感時間はどんどん早くなっていきます。

こんな生活を少しでも改善するためには、
大人になっても「学ぶ姿勢」を失わないよう、
常に新鮮な刺激を求めること
です。

大人のそういった姿勢は、子どもたちも見ているはずです。
より良い親子関係や師弟関係を築くためには、
大人の姿勢も大切であることを、
我々(大人)は常に自覚したいものです。

大切な「高校生の自己肯定感」

人は無いものねだり

過去記事「やる気とその気」「高校生は自分のためにがんばれる時代」にも書いたとおり、
高校生が「本気に」なった時の爆発力は大人にはない凄い成長を見せてくれます。
しかし当の高校生には、その「爆発力」はもちろん、吸収力や恵まれた体力の恩恵がわかりません。
これらは、年齢を重ねて自分が失った後に、「貴重だ」と気付くことが多く、
若いうちに「若さの特権」をいくら語っても実感として感じられないもの。
「親孝行、したいときには親は無し」
というように、「有って当たり前、失くして初めてその価値に気付く」ものかもしれません。

誰だって自分が変わりたいと思っている

私も30年以上の教員時代で「生徒を変えた」ことが何度もあります。
何がきっかけになったか?私にはよくわからないこともたくさんありますが、
「先生のおかげで自分が変われた」
と後になって言われるのが、仕事のやりがいでした。

そのきっかけで共通するのが、
「私にもできる」
と、生徒が自分を信じた瞬間です。

高校生は若さや体力がある一方で、自分を肯定している子は少ないんですね。
自分は親や教師の期待に応えてない、と思っている子がほとんどです。

生徒の素晴らしい一面を感じた時、
素直にこれを認め、褒めてやることで、
人は伸びます。

また、
他人に褒められなくても、
自分自身でその手応えを掴んだ時に、
人は変われます。

そんなきっかけを一日も早く掴んで、
自分を信じてがんばれる高校生が、一人でも増えることを祈って、、、

限られた時間を大切に使ってくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「忘れる」、を記事にする予定です。
ではでは、、、

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