【情報バカ】にはならないで_行動しながら考え、修正する姿勢を

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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日は【情報バカ】にはならないで、というテーマでブログを執筆します。

みなさんは、生まれた頃からネットがあって、知りたい情報は何でも手に入る環境で育ちました。
今はとても便利な時代になりましたが、それもここ10~20年の話です。
高校生がスマホを持つようになったのも、10年ちょっと前ですからね、、、

そして現代は情報の洪水。私も含め、わからないことはすぐにググったら大抵は答えに辿り着ける時代となり、私もよくお世話になっています。

しかしそれと同時に疑問を感じることも増えました。

この情報ってどこまで本当なの?
サイトによって言ってることが全然違うけど、、、
この情報はさすがに有害だろう、、、

…など、信頼の置けないものや有害な情報も氾濫していますね。

さらに問題解決のために行き着いた情報だけ・・で「安心」してしまうのも、
「なんだかな~」と思う私は、考えすぎでしょうか?

私的には、それでは「情報バカ」になってるだけ、、、
と思っちゃうんですよね~

情報バカ・・って言い方は失礼かもしれませんが、
今日は情報だけでは解決できないこともたくさんあることを示して、
適切な努力と情報の扱い方を考えていきましょう。

最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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HowToだけではできないこと

現代は情報の洪水

昔と違って「今が便利だなぁ」と思うことに、
欲しいものがかなりの割合で手に入ることです。

高校生なら学校の授業でわからなかった内容も、わかりやすい講義動画が溢れているし、SNSを通じて質問できる環境もあります。
ネット上には(もしかすると)学校の先生よりもわかりやすいカリスマ講師の動画も溢れていて、その現実を鑑みると「なぜ学校に行って勉強しなくちゃいけないの??」という疑問まで湧き起こるのではないでしょうか。

また高校生なら関心の高い恋愛も、ネット上にはそのHowToが山のように並んでいます。
私が高校生の時はネットなんてありませんでしたが、恋愛特集の雑誌を買って、細々とそれを何度も読み返して勉強した経験があります(;´∀`)
ま、私も情報バカになってて、実践には程遠かったですけどね(;’∀’)

わかるだけが勉強ではない、出来る事が勉強だ

↑この一文は、私の過去記事にも紹介した「心戒十訓しんかいじっくん」の一節です。

今日の結論が、この一文に集約されています。
ネット上に溢れる情報に辿り着き、頭で理解するだけで安心してはいけないよ、ということです。

例えばネット動画で「速く走れる」コツを理解しても、実際に速く走れるようになるわけではありません。
小中高と何年も英語を学習して成績優秀でも、外国人と難無く意思疎通ができるとは限りません。

そんな現状を鑑みれば「わかる」と「できる」は別物であることがわかりますね。

このブログで一時期爆発的にアクセスの多かったのが、

↑この記事です。

説教ぽい記事が多い私のブログの中では珍しく例文まで付けたのが良かったのかな?
たくさんのページビューをいただいたことは嬉しいんですが、
「もしかして例文だけコピペされてるんとちゃうか?」
と疑心暗鬼になったのも事実です(-_-;)

本心は自己推薦書を書く時に必要となる構成等、標記上のポイントをお伝えしたかったのですが、その辺はすっ飛ばして、例文だけをコピーして、要所を書き換えるだけなら、ちょっとがっかりです( ノД`)

もちろん記事はそんな使い方も想定した上での公開ですが、
今日の意図するところでいえば、それで文章力は向上しないので、いくらその時に自己推薦書が上手く書けても、その後同じような場面に遭遇した時にできなければ、意味はないのです。

そして最近突如現れたChatGPTは、さらに進化した文書作成ツールです。
これ使ったら一発で例文書いてくれますが(;’∀’)
ホントにこれでいいのかな、、、??

できるようになるには?

その方法はひとつしかありません。
それは、

行動しながら考え、修正すること

です。

自己推薦書や志望理由書は、日頃から書くものではありませんけど、最低限の構成やポイントを押えたら、まず自力で書いてみることです。
自分で書いてみて推敲し、あるいは誰かに読んでもらって、また修正を加える。
それを何度か繰り返しながら、よりふさわしい表現を追求しなければ、本当の文章力はつきません。

もし例文を活用するなら、そんな過程を経た後に参考とし、また新たな発見ができれば有益な活用だといえます。

部活だって勉強だって恋愛だって、HowToを知っただけではできないのと同じで、できるようになるまでは、何度も行動→思考→修正を繰り返す必要があります。

これは社会人になってからも求められるPDCAサイクルを循環させる手法です。

引用元:リコーのマーケティング支援「PDCAサイクルの失敗事例から学ぶ!回し方のポイントとは?」


PDCAサイクルとは、上図のように「計画」「実行(行動)」「評価(思考)」「改善(修正)」を螺旋階段のようにグルグルと展開しながら繰り返し、より良い成果を追求する手法のこと。

仕入れた情報をそのまま活用するのではなく、さらにより良いものとするための実行や改善を施しながら、自分の力となるような「過程」を大切にしてください。

その過程を全部すっ飛ばして短絡的に正解だけを求めないようにしたいものです。
くれぐれもChatGPTには頼らないで書いてくださいね。

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まとめ_人生は「旅」だ

私の大学時代、『徒然草』購読の授業時に先生が問われました。

君たちは「旅」と「旅行」の違いがわかりますか?

ポカンと口を開けてる学生をしばらく見つめた後、先生はこう続けられました。

旅行とは「目的地に着くこと」を目的としますが、
旅とは「目的地に着くまでの行程」を含んだすべてを指すものです

と。

つまり飛行機で目的地までひとっ飛びなのが「旅行」で、
自転車や徒歩で目的地まで行くのが「旅」だと。

これを今日の記事に当てはめれば、
ネットやChatGPTで必要な情報(答え)に辿り着くのが「旅行」で、
その情報に行き着く過程や、その後の思考や改善を含むすべてが「旅」だといえるでしょう。

現代が、いくら情報に溢れた便利な時代でも、人は常に真っ直ぐは進めないもの。
時には道に迷い回り道をしたり、引き返すこともあるでしょうが、そんな紆余曲折を経て成長するものだと思います。

今日のテーマ【情報バカ】には、近道と短絡的に情報だけを求め活用する姿勢に、少しだけ警鐘を鳴らそうという思いを込めて執筆しました。
新生活をさらに充実させるために、勉強や部活をがんばろうと思っている高校生のみなさん、
今も昔も「実力」や「自信」「自己肯定感」は、自分で行動し、考え修正しながら地道に身に付けていくものです。
そういう大原則を心の隅に置いて、適切に情報を活用し発信できるようになりたいですね。

新学期も始まりました。
みなさんの高校生活が、昨年以上のより良い一年となりますように、、、

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、、、また次回、、、

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