【新年の決意】を現実とするために_忘れてはいけないこと

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新年あけましておめでとうございます。
またいつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日から今年のブログを再開します。
本年もよろしくお願いいたします。

お正月は、ほとんどの人が初詣で新年の決意を心に誓ったと思います。
誰だって、昨年以上の良い年にしたいですからね(^^♪

しかし人は熱しやすく、冷めやすい動物。
しばらくすると、そんな新年の決意はどこかに行ってしまうのが常です。

今のみなさんに「今年の干支えとは?」と聞くと、
すぐに「ウサギ!」と答えられるはずです。
では「一昨年おととしの干支は?」と聞くと、すぐには答えられません。
一昨年は丑年でしたが、今となってはどうでもいいことなので、すぐには思い出せないんですね。
ちなみに去年は寅年でしたけど、これは覚えてますか?

もちろん干支なんて生きていくのに大して重要ではありません。
そして毎日の生活に追われる我々は、日々新しい情報に接しているため、どうでもいい記憶はどんどん消去されるのが自然なんですね。

今日の記事はそんな日常で、
それでも忘れてはいけないことは何か?
ということと、
それを忘れずに継続すること
の大切さを、私なりにまとめてみようと思います。

新年の初めにご覧いただき、一年の決意に資すれば幸いです。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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新年の決意

新年に限らず、新年度や新学期は「新たな決意」にやる気満々の時期です。
これは、それまでの自分から少しでも成長し、新しい自分に生まれ変わろうと決意する強い気持ちの表れです。

新年の誓いを立てこれを実行し、大きな成果を残す人もたくさんいます。
しかし多くは、その場限りの誓いに終わってしまい、長続きしないことが多いもの。
ダイエットや禁煙に何度も挫折する人がたくさんいるのと同じ現象ですね。

…とはいえ、何事も「決意」がないと始まりません。
人生の節目節目に、自分なりの目標や理想の姿を思い浮かべ、
新たな決意を立て、それを忘れないようにしたいものです。

理想と現実のギャップ=ストレスがあるからこそ頑張れる

さすがに新年早々の今はまだ、今年立てた決意や願望を覚えているはずだと思います。
自分の中で満たされない思いを実現する「理想像」は、常に持ち続けてください。

ただし現実は、すべて理想通りに事が運ぶわけではありません。

そんな理想と現実のギャップが「ストレス」の正体です。
私たちは日々そんなギャップに悩み、しかし努力を忘れず、一歩でも理想に近づけるように、毎日がんばっているんですよね。

しかし人には適度なストレスが必要というのはご存じですか。
適度なストレスあるからこそ、人ってその理想像に向かって努力しようと思えるのです。
満たされない自分だからこそ「がんばれる」のです。
すべてが満たされていたら、それ以上の努力は必要ないんですね。

SNSとか見ると、他人のリア充に満たされない気持ちを感じることもあると思いますが、
あれも他人の生活の一部を切り取っただけのもの。
満たされない気持ちは、誰もが持っています。
今年はそんな気持ちの中でも理想を忘れず、努力できる一年でありたいですね。
以下、私の過去記事もご覧いただけるとうれしいです。

ストレスと付き合う10カ条
(1) 完璧主義を捨てる。
(2) 現実を直視する。
(3) 自分なりのストレス尺度を持つ。
(4) 心から打ち込める趣味を持つ。
(5) つらくなったら悲鳴を上げる。
(6) 悩みを打ち明けられる心の友を持つ。
(7) 軽い運動でいい汗をかく。
(8) 先入観を持って人と接しない。
(9) 解決を先に延ばさない。
(10) 「ノー」という勇気を持つ。

忘れてはいけないこと

いくら新年の決意を誓っても、正月明けからバタバタの毎日に追われるうちに、いつの間にやらそんな決意はどこへやら…(;´∀`)
今日を乗り越えるので精一杯になり、それどころではなくなってしまいます。

もちろん新年の決意を胸にずっと頑張れるのが理想ですが、そうじゃなくても絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは、

「感謝」

です。

無事にここまで生きて来られたこと
健やかに年末年始を迎えられたこと
3学期からもがんばれる居場所があること
そんな生活を支えてくれる家族や友人等がいること

これらはどれも「当たり前」のことなんですが、
この当たり前を当然と受け流さず、年の初めに改めて感謝の意を新たにする。

これは絶対に忘れてはいけません。

常に「誰かの支え」で生かされていることに感謝しながら毎日を過ごしてほしいです。

得魚忘筌

また目標が達成されても、鼻高の天狗になってはいけません。
この状態を、中国の故事にちなんで得魚忘筌とくぎょぼうせん(うおうえわする)」と言います。
直訳すると「魚を捕まえてしまったら、捕まえるために使った道具を忘れてしまう」という意。
転じて「目的を達したらその過程や役に立ったものを忘れてしまう」の意に使われる故事成語です。

目標を達成できたのは、自身の努力だけではありません。
周りのたくさんの支えがあることを忘れて一人天狗にならないように。
日頃のご恩に「感謝」
うまく行っても行かなくても、周囲への「感謝」を忘れない毎日を過ごしてください。

忘れていいこと 

一方、忘れていいこともあります。

それは「~のに」と思うこと全てですね。

あんなに頑張ったのに…
こんなに○○してあげたのに…

「~のに」という語は、自分に見返りのないことを嘆く愚痴に聞こえます。
恩着せがましく聞こえるんですね。

人にしてもらった「恩」は忘れてはいけません。
しかし人にしてあげたり、自分が頑張ったことには見返りを求めない方がいい。
これを求め出したらキリがないし、人を信用できなくなってしまうからです。

もう一つ忘れた方がいいのは、過去の「傷」
友だちに言われて傷ついたことや失恋、自分自身の失敗など…。
過去と他人は変えられませんから、いつまでも恨んだり、自分を卑下することのないよう、前を向くためにも忘れた方がいいことだと思います。

継続は力

これは私自身の目標でもありますが、
「継続は力」という聞き慣れた語を、実体験できる1年にしたいと思っています。

このブログを始めて半年が過ぎましたが、なかなか書く時間がなかったり、閲覧数も伸び悩む状態で、ため息つくこともしばしばなんですね…現実は、、、(^^;
それでも継続して何かを発信し続けようと誓いを立てたお正月でした。

創業100年の老舗、というだけで「すごいんだな」と感じるように、継続こそが信用となり、実績となりますよね。
教員を30年以上続けた自分が唯一誇れることと言ったら、これくらいしかありませんし、これを誇れる気持ちがあるからこそ、教壇を去った今ブログで発信しようと思ったわけです。

継続はとても大変ですが、それでも私の知る限り、何かを長く続けることに勝る成功法はありません。

しかし長く続ければ続けるほど、思い通りに行かないことや辛いことにも遭遇します。
そんな困難を乗り越えてついた力が、本当の実力なんでしょうね。

特に高3生のみなさん、共通テストまで残り僅か。
でもこれまでずっと「継続」して受験勉強を頑張ってきた努力は必ず報われるはず。
そう自分に言い聞かせ、自信を持って試験に臨んできてくださいね。

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まとめ

今日の記事は、新年や新年度、新学期など、環境が変化した時に、新たな誓いを立てることをお話しました。

人は毎日の生活に追われながら日々一生懸命生きているので、新年の誓いもいつの間にか忘れてしまうことが多く、私などは毎年同じことを繰り返しているようにも感じます。

しかしこれを「忘れていいこと」と「忘れてはいけないこと」に分類し、心の持ち方をより明確なものとして今年一年を過ごすことができれば、昨年にも増して豊かな毎日を過ごせるのではないか?と考えます。

学習も部活も人間関係も、すべての生活は、当人の「心の持ち方」による部分が大きいのです。

そして自分が多くの支えによって生かされていることを実感し「感謝」の気持ちを持って前進する一年にしたいものです。
みなさんのより良い高校生活を、今年も応援します。
ともにがんばりましょうね!

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